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書記の読書記録#576『黒い皮膚・白い仮面 【新装版】』
『黒い皮膚・白い仮面 【新装版】』のレビュー
レビュー
フランツ・オマー・ファノン (Frantz Omar Fanon、1925年7月20日 - 1961年12月6日) は、植民地主義を批判し、アルジェリア独立運動で指導的役割を果たした思想家・精神科医・革命家。ポストコロニアル理論の先駆者としても認識されている。(Wikipediaより)
アルジェリア戦争
1954年に激化したアルジェリアのフランスからの独立戦争。民族解放戦線(FLN)による激しい武力闘争が続いた結果、ド=ゴール政権が独立を容認、62年に終結し、独立を達成した。(世界史の窓より)
いわゆる精神医学を用いて白人の黒人に対する意識を抉り出した本。
もくじ
序 (フランシス・ジャンソン)
はじめに
1 黒人と言語
2 黒い皮膚の女と白人の男
3 黒い皮膚の男と白人の女
4 植民地原住民のいわゆる依存コンプレックスについて
5 黒人の生体験
6 ニグロと精神病理学
7 ニグロと認知
結論に代えて
ファノンの認知 (フランシス・ジャンソン)
注
あとがきにかえて
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