書記が数学やるだけ#91 メルカトル級数,ライプニッツ級数
サムネだけ見ると単純そうだけれど,実際解いてみると大変な式について,今回と次回で扱うことにする。
無限級数の中でも有名なものである,メルカトル級数とライプニッツ級数について扱っていく。
問題
ここでは収束性についてもある程度議論されている問題を選んだ(薬学部にしてはエグい問題)。
説明
結論は以下の通りである。
一体どこからlogとかπとか出てくるのだろうか?以下それを順に追って説明する。
解法
まずは不等式の評価から。
この1行目の不等式が出せるかどうか。
はさみうちの定理で,等式を示す。
級数の和が,積分から出せるというオチだった。
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