書記の読書記録#232「寝ころんで読む金匱要略」
入江 祥史「寝ころんで読む金匱要略」のレビュー
レビュー
金匱要略とは,傷寒論と同じく三大古典に含まれる書物で,主に慢性疾患についての各論で構成される。
本書は口語調とはいえ読みやすい訳ではないのだが,元の書物が難解なのでしょうがない。そもそも熟読するほどの価値があるのかが分からないが,日本漢方では金匱要略が出典の方剤が多く採用されていることを考えると勉強しておくべきなのだろう。
より詳しい解説書として,大塚敬節「金匱要略講話」を挙げておく。
本記事のもくじはこちら: