書記が数学やるだけ#633 差分方程式の解法
時系列分析を考える上で基礎となる差分方程式について。
問題
説明
時系列データは至る所で見られる。
差分方程式は,高校数学では漸化式と呼んでいたもので,微分方程式の離散バージョンとも言える。解を求めるのは難しいことが多いが,大体の挙動だけなら簡単に示せる。
解答
1階の差分方程式について,反復法を用いて解いてみる。
2階の差分方程式について,係数により解の発散・収束が変わる。これは後にAR過程の定常性を考える時に重要である。
特性方程式から,解の安定性を示す。
具体的な係数について解を求めてみる。
特殊解を求めるには,微分方程式と同様の未定乗数法が使える。
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