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書記が物理やるだけ#237 応力とひずみの基本式

応力とひずみの基本式について代表的なものを導出する。


問題


②では基本となる応力関数から,重ね合わせの原理を用いて解くことにする。


説明

静的なつり合い条件にある場合,応力の平衡方程式が成り立つ。


ひずみの適合方程式について。


平面応力状態においては,エアリーの応力関数を導入して重調和方程式を解くことになる。


解答

応力について力の釣り合いを考えることで,応力の平衡方程式を導出できる。


ひずみと変位の関係から,ひずみの適合条件式変位の微分方程式が示される。


ここで体積力0の場合は平面応力問題であり,エアリーの応力関数を導入することで微分方程式を示すことができる。


いくつか具体例を示してみる。応力関数を求めるには,基本となる応力関数と境界条件から式変形をする。ひずみに関してもやることは同じ(ここではひずみから直接変位を求めている)。


次に曲げについて。


一見面倒に見えるが,偏微分方程式を解くことに慣れていれば難しくはない。


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Writer_Rinka
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