書記の読書記録#356『新版 入門医療統計学』
森實 敏夫『新版 入門医療統計学』のレビュー
レビュー
医療現場での実用のための教科書で,理論の説明薄めでRでの実装例が多く盛り込まれている。特に第1章(診断の良し悪し,オッズ比,ベイジアンネットワーク,ROC曲線),第9章(臨床判断,決定木モデル,期待効用)あたりは基礎統計学ではカバーできないため,本書での学習もアリだろう。
もくじ
第1章 診断と医学統計
第2章 医療データの見方とまとめ方
第3章 検定と分散分析
第4章 相関と回帰
第5章 生存分析
第6章 重回帰分析
第7章 多重ロジスティック回帰分析
第8章 比例ハザード分析
第9章 臨床決断
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