書記の読書記録#40「精霊の箱 チューリングマシンをめぐる冒険(上下巻)」
川添愛「精霊の箱 チューリングマシンをめぐる冒険(上下巻)」のレビューと読書記録
レビュー
「白と黒のとびら」の続編である。
内容は,副題通りチューリングマシンについてが基本で,2進数や情報の符号化,,電気回路,暗号技術などの現在のコンピュータに用いられる技術について触れられている。
余談であるが,あとがきにある下北沢の珈琲専門店COFFEA EXLIERISという店が気になるところ。
読書記録
# 1上p1〜201
・チューリングマシンの要素:マス目に区切られた無限に長いテープ,左右に移動する読み取りヘッド・文字列のマッチング・二進数・情報の符号化・チューリングマシンによる計算
# 2上202〜下67
・二進法による文字の表現,パリティビット・自己複製プログラム・万能チューリングマシン,記憶装置・停止性問題
# 3p下68〜298
・電気回路を用いたチューリングマシンの表現,セルオートマトン・暗号技術・排他的論理和に基づいた平文の暗号化,共通鍵方式バーナム暗号,鍵配送問題・公開鍵暗号,RSA暗号,計算量理論
本記事のもくじはこちら:
学習に必要な本を買います。一覧→ https://www.amazon.co.jp/hz/wishlist/ls/1XI8RCAQIKR94?ref_=wl_share