書記の読書記録#1005『クンマー先生のイデアル論 数論の神秘を求めて』
高瀬 正仁『クンマー先生のイデアル論 数論の神秘を求めて』のレビュー
レビュー
代数学を知るに欠かせないクンマーの業績を，いくつかの論文をベースにまとめた本で，時代背景を知る参考になる。
もくじ
フェルマの定理と一般相互法則／クンマーの複素数／複素単数の理論の構築／独立単数系の構成／独立単数の基本系／単数の理論の続きと円周等分方程式の根の周期等式／方程式から合同式へ／複素数のノルムの素因子の探索／複素数のノルムの素因子の探索（続）／理想素因子を語る／理想複素数の分類／回想と展望 （その１）／回想と展望 （その２）
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