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トゥールーズへ

長距離バスが出発。隣の席は空席だった。

ヨーロッパのバスって座席の広さが少し広いのかなっと思っていたが日本のバスと大差なかった。知らない土地のバスなのでいろいろなことに目が向くもので、商業用ベンツが隣を走っていれば「こんなベンツあるんだな」と思い田舎を走れば日本とは違う家や山々を見れる。


6時間トイレ耐久バスの旅だと思っていたけれど、2時間弱走ったらどこかに停まった。知らない空港である。そこでしばらく停車する模様だったのでダッシュでトイレにいった。

日本のバスってちゃんと何分休憩ですって言ってくれたりするじゃない?

そういったことは一切なし。

なので周囲の乗客の様子を見て行動するしかない(゚ω゚`)Ξ(´゚ω゚)

1時間半~2時間に1回こんなよくわからないところで休憩があるが、どこのトイレも便座というものはない。女性には苦渋の決断で陶器のヒヤヒヤのモノに座るしかないのである😱

スペインからフランスに国境を越えて入った際にバスが停められパスポートを見せなければいけないことがあった。これはフランス人の友人いわくたまにあることらしい。パスポートチェックは警察官がやってる模様で私以外の乗客はヨーロピアンだったらしく私のパスポートはしばらく警察官の手元にあった。「ビザはあるか?」ぐらいしか聞かれず私のこれからの行方や宿泊先などを聞いてくることはなかった。

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唯一飲み物や食べ物が調達できる場所で途中全員バスから降ろされ休憩した。サービスエリアっぽいところだがやっぱりトイレはヒヤヒヤの陶器に直に座らなければならない。どんな物が名産かちょっと見てみると缶詰がずらり

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南フランスはカスレという豆と肉とソーセージの煮込み料理が有名でそれが缶詰で売られている。大きい缶詰は2~3人用だけど日本人にはなんとも重たい料理なので小さい1缶で二人で食べるぐらいがちょうどいいかもしれない(‐∀‐;;

バスに乗ってなんやかんや途中で人が乗ったり降りたりしつつ4時間、気づけば隣にはおじいちゃんが居て私が何度も開いて見ていた指差し会話帳をチラチラ見ていた。そして急に私に話しかけてきたフランス語で。。。

ちょっと目が泳いでどうしようと思ったらすぐさま英語で話してくれてありがたや!っと思った。無事6時間のバス旅を終えて「やっとトゥールーズだ!ヾ(*´Ο`*)/」っと思ってバッグに荷物を閉まっているとおじいちゃんが『オーバーワ(さようなら)』っと言ってくれた。

私もオーバーワっと返しバスから降りた。

相変わらず私のシムフリースマホの調子が悪くネットがテザリング出来ないためフランス人の友人ケニーに電話で居場所を聞くと目と鼻の先にいてくれて助かった。バスの話をしながらそしてケニーの彼女の話や仕事の話をしながら車でケニーの両親の家に向かった。

ケニーの両親とは日本で会ったことがあるので家に入ると「よく来たねー!」的な感じで温かく迎えてくれて夕飯も準備してくれていた。

部屋もケニーママの趣味部屋を貸してくれた。

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夕飯は子牛のローストとマッシュルームのクリーム煮

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ケニー両親はもう70歳を超えているが寡黙なパパと明るいママは私に日本の思い出をママは英語で話してくれパパは日本旅行の写真を見せながら場所の名前を言ってくれる。そんなトゥールーズ到着日。

色んな心配もあって珍しく23時には寝ていた(笑)

明日はどんな日かな💡

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