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テクノロジー「新月誕生物語」

展示用_edited

【作られた時間】


地球に月が存在しない46億年前
「テイヤ」と言う火星位の星が
地球に衝突してお互い粉々になる
大衝突が起きました。

そして周りに飛び散った破片の
5分の4のテイヤが地球に落下し
吸収されてしまい
残りの破片が月になりました。

その後のこった5分の1の破片は
地球の周りに停滞してましたが
だんだん一塊になって行き
それが月になりました。

この大衝突事件の事を
「ジャイアントインパクト」言い
この説が今1番有力とされ
一般的に認知されてます。

しかし今回
テイヤが地球に衝突してから
月になるまでの時間が
ほんの数時間だったと解りました。

これを解明したのは
「英ダーラム大学」と
「グラスゴー大学」合同の
NASAエイムズ研究センター。

この研究チームが
スーパーコンピューターを使い
当時の月が出来る瞬間を再現して
月が出来る時間を計りました。


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【月の誕生】


46億年前の地球は
まだ隕石がたくさん衝突してて
核とマントル層しかない
どろどろの状態でした。

しかし質量があるので引力もあり
たまたま同じ軌道を回ってた
火星位の惑星が近くを通って
引き寄せてしまいます。

そして地球表面をかする様に
後方からテイヤが衝突して
テイヤの回転が速くなりカーブし
180度曲がって再度衝突しました。

そのせいで1回目に衝突した
テイヤ本体のほとんどが
地球に吸い込まれてしまい
残りの破片がわずかになります。

その残りの破片がたったの
数時間でくっついて月が出来
地球からわずか20000㎞の位置で
回り始めたのです。

その後地球に水が出来た頃
月の位置がまだ全然近かった為
満潮時に300mの波が押し寄せ
とても生物が住めませんでした。

現在の月までの距離は
「384400km」離れた位置にあり
1年に3㎝づつ遠ざかってて
歩いていくと11年かかります。

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【超物理演算】


月が地球に衝突したと言う事を
どうやって発見したかと言うと
離れてく月の動きを逆再生したら
地球に衝突したからです。

そして月の大きさほどの衛星が
地球に誕生する為には
どれくらいの星がどのように
地球の諸突したのか求めました。

その結果
火星位の大きさの星テイヤが
地球にかする様に2回も衝突し
月が出来た事が解ったのです。

この事をシミュレーションした
当時のスパーピューターは
まだ今ほど性能が無く
大体の事しか解りませんでした。

しかし今回
更に高性能コンピューターで
地球と月のCGドットを小さくして
コンピューターで計測しました。

このドット1つ1つには
質量や物理法則のデーターがあり
このドットを1億個も集めて
地球と月のCGを作ったのです。

こんな膨大なデーターを
スイスイ動かして計算した結果
今回新たにたった数時間で
月が形成された事が解りました。

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【もう1つの仮設】


月が形成されたもう1つの説は
ジャイアントインパクト後に
気化した岩石がゆっくり集まり
数百万年かけて月になった説です。

でもこの説だと
ジャイアントインパクトの時
宇宙に飛び散った地球の破片は
全部地球に落下します。

すると残った破片は
テイヤの破片がほとんどなので
今の月の物質のほとんどが
地球と同じ説明が付きません。

なので月が形成されたのは
地球の破片が飛び散って
地球に落下するまでの数時間に
月が作られた事になります。

テイヤが衝突した時
この巨大な地球がぐにゃりと歪み
完全に丸い形が崩れた所を見ると
いかに凄い衝突なのか解ります。

そしてテイヤが2つに割れ
大きい方が地球に吸い込まれて
宇宙に小さいほうが残り
これが月の本体になりました。

その後周りにある
残りの小さな破片も吸い込み
月が今の大きさになって
地球の周りを回りだしたのです。

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ジョー「鏡面反射のデジタルアートブログ」(鈴木穣)
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