テクノロジー「宇宙唐揚げ」
【無重力実験】
宇宙で天ぷらをすると
美味しく揚がるのかと言う疑問に
研究者たちが本気で実験し
その結果を出しました。
結果は
きちんと美味しく揚げる事が出来
カラッとジューシーに仕上げられ
大成功を収めました。
この研究を行ったのは
ギリシャのアリストテレス大学の
ソドリス・カラパンシオス氏による
研究結果です。
実験をするにあたり
欧州宇宙機関に協力を要請し
専用唐揚げ器具を開発して
人口の無重力を作り実験しました。
実験前の予想では
食材から出た水分が外に出ず
そのまま食材を包み込み
食材の水分が出ないと予想しました
そのため唐揚げにしても
食材の中の水分が温まり
蒸かされて煮物みたいになり
フニャフニャになると思ったのです
しかし実際に確かめて見ないと
どうなるか答えが出ないので
机上の空論で議論するのでなく
本当に試してしました。
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【フライドポテト】
実験方法は
ジェット機で上空2600mまで上昇し
そこから一気に2100mまで急降下し
その間20秒の無重力時間を作ります
その20秒の急降下中の無重力時間に
食材からきちんと水分が出続けて
カラッとジューシーに仕上がるか
観察する事にしました。
しかしこの20秒間だけでは
唐揚げが完成しないので
無重力効果が終わったら上昇し
また急降下して無重力を作ります。
専用の完全密封唐揚げ機は
一定の圧力を常時保つ事が出来
食材から出た水分を吸い込む
特殊な装置を装備してます。
食材にジャガイモを使い
フライドポテトを作り上げる予定で
食材から出る水分の動きを
高性能カメラで撮影しました。
そして水蒸気の泡のサイズや
泡の動き方や速度や動く方向など
唐揚げ状況を詳細に記録して
真相を確かめたのです!
実験の結果食材から出た水分は
食材の周りを包まず食材からはがれ
更に水分が出る事を邪魔する事なく
フライドポテトが完成しました!
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【揚げ物の原理】
食材が揚げ物になる原理は
食材を油の中に入れて熱し
水分を抜いてその場所に
油を入り込ませます。
そして抜かれた水分が蒸発し
油の表面に泡となって出てきて
食材表面の水分が抜かれてる時が
1番油が泡立ちます。
その後泡が少なくなってきますが
このとき食材表面だけの水分が
蒸発した状態でこの時こそ
表面カラっと状態なのです。
油の中に食材を入れる時
上下に重なった状態になると
下の食材から蒸発した水分が
上の食材に邪魔されて外に出ません
その結果下の食材は
表面がカラっと仕上がらず
何だかしっとりした出来になって
あまり美味しくなくなります。
揚げ過ぎる時間が長いと今度は
食材の中の水分まで蒸発してし
中まで油が入り込んでしまい
ベットリした仕上がりになります
唐揚げのおいしさは
表面がカラッと仕上がり
中がジューシーな状態が最高で
1番美味しい仕上がりなのです。