テクノロジー「人とごみ箱ロボ」
【ごみ箱ロボット】
アメリカのニューヨークで
ごみ箱に車輪とカメラをつけて
遠隔操作できるようにし
動かした時の人々の反応を見ました
すると変な動きをした時に人々は
ペットや子供のように接してくれて
とてもフレンドリーな態度を示し
可愛がってくれたとの事です。
アメリカのコーネル工科大学にいる
ファンジム氏がこの調査を行い
ロボットと人の関わり方の研究分野
「HRI会議」で発表しました。
ごみ箱ロボに対しほとんどの人は
障害物で動けないと障害物をどかし
ごみ箱に向かって話しかけたり
なでてあげたりしてました。
更にロボットがゆらゆら揺れると
うなずいてるように見えて
同意してくれてると思った人も
多数存在しました。
ごみ箱が近づいてきたら
ごみを欲しいと思ってるようで
無理して飲み物を飲み干し
ごみを作って入れてあげてます。
どうやら人は
自分より弱い物と感じた物に対し
生物だろうがロボットだろうが
助けてあげたいと思うようです。
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【無報酬で仕事】
普通の人は
人の清掃員が思うように動かないと
イライラしたり文句を言ったりして
厳しく当たってしまいます。
しかしロボットに対しては
全く逆の行動をとり
とても優しく接してあげて
助ける義務があると感じたそうです
この事から人々は
自分が何かしてあげる側で
ロボットがしてもらう側と認識し
ロボットが弱い立場と思いました。
でも人間の清掃員に対しては
清掃員がサービスを与える側で
自分がサービスを受ける側と認識し
厳しく当たってしまいます。
その気持ちになる理由は
ロボットの方が無報酬で働き
人間が報酬を受けて働いているから
仕事が当然の事と捉えるようです。
そこから更にロボットが
ぎこちない動きをすれば
子供やペットのような可愛さが出て
助けてあげたい気持ちになるのです
現在このようなロボットは
助けを必要な存在と認識してますが
もし一般的な存在になり慣れると
逆の気持ちになるかもしれません。
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【ロボットの見かけ】
人間とロボットの関わり方には
ロボット3原則と言うのもあり
人の安全性と命令の服従と自己防衛
この事も重要視されてます。
今回のHIRという
人とロボットの関わり方の研究は
今まで人類が接した事がない
異星人との関わり方の研究です。
ペッパー君の様な人型ロボットなら
人の行動をある程度予想できる
とても頭の良いAIを備えてて
ロボットとの接し方も楽です。
しかし今回は
全く人間に似てないごみ箱を
ロボットにした時の人の反応は
どのような反応するかの調査でした
ごみ箱ロボットを見た時
人々が全員自立型と思い込み
誰も裏で操作してる事が解からず
それが助けたい気持ちになりました
しかもごみ箱の操作が不慣れで
変な挙動をした時に1番愛嬌を感じ
まるで生きてるような錯覚になり
可愛いと思ったそうです。
もしロボットが自分より背が高くで
自立行動をとってたら恐怖を感じ
まるで我々を攻撃してくるような
危険な感覚になるかもしれません。