科学技術「建築は冗談じゃ済まさない」
【日本の極秘計画】
日本の海上都市計画に、世界一高い建物を建てるという物があります。
その建物の高さは、スカイツリー約2.7本分、1,700メートルという物です。
名前は「スカイマイルタワー」
高さは「1600m」
この記事は、イギリスの「Daily Mail」で報じられました。
記事の内容は「ブルジュ・ハリファが日本に抜かれようとしている」
この様に大きく報じたようです。
日本人でさえ知らない凄い計画。
「スカイマイルタワー」と言う名前は、この時もう付けられていました。
【日本人にジョークを言った結果】
でもこれは、建築家のデビッド・マロー氏が考えた未来都市計画。
つまり、ただの頭の中だけの構想だったようです。
しかしこの計画は、実現可能な計画です。
日本でも実際に建築家達がやる気を出して実現しようとしています。
日本では「ネクスト東京」計画のランドマークとして機能する予定。
この建物の中には、都市機能を持たせようとしています。
オフィス、ショッピングセンター、レストラン、ホテル、居住区。
本当ならこうした都市は、埋め立てた地面に作って行きます。
でも、この計画は上方向に建物を建てて実現すようとする物です。
収容人数は50万人。
居住者は55000人としています。
エレベーターは、縦方向以外にも、横方向に設置する予定。
空中庭園や、中庭も作る予定だそうです。
【日本の最先端宇宙計画】
日本の建築計画には、地上から宇宙に行く計画があります。
それは、宇宙エレベーター建設。
完成予定は、2050年。
地上から上空3万6,000kmの静止軌道ステーションへつなげる予定。
このエレベーターは「大林組」が開発中です。
構造は、地上にケーブルの付け根となる「アースポート」を設置します。
そして、宇宙にある地球と同じ自転速度で回っている静止衛星に繋ぎます。
静止衛星までの距離は、3万6,000kmですが長さはこれだけでは足りません。
作るケーブルの長さは、9万6,000km分制作しなくてはなりません。
これだけの長さがあると、乗り物を取り付けただけでは問題が起こります。
ただ乗り物を取り付けただけだと、ケーブルは100km以上も伸びてしまう。
更に、風とかで地球側の付け根は10km前後揺れ動きます。
しかも、絶妙なバランスでケーブルは宇宙空間に伸びています。
そのケーブルのバランスが崩れると、地球側に落下の恐れがあります。
それか宇宙の果てまで飛び去ってしまいます。
【日本が本気を出し始めた】
この問題を解決する為に、高度96000㎞におもりを設置し揺れを防ぎます。
その他にも、高度3900mに火星と同じ重力になる施設を設置します。
更に、高度8900mに月と同じ重力の施設も設置します。
23750㎞地点には、低軌道衛星に物資を送れる場所も設置されます。
36000㎞の静止軌道衛星には、人工衛星がドッキングできるようにします。
静止軌道衛星から57000㎞先には火星に行く為の物資搬入場所が作られる。
このケーブルは、7回打ち上げられる静止衛星から地球に落とされていく。
そして、地上にあるアースポートに接続され固定する。
その後8台のエレベーターを使い、500回補強工事をします。
そうして、ケーブルが完成する。
補強工事用のエレベーターは、そのままカウンターゲートになるとの事。
ケーブルが完成すれば、1回で100tまでの物を運べる様になります。
そして、このケーブルを使い静止衛星の部材を運んでいきます。
こうして、静止衛星が完成します。
【世界のジョーク、日本は現実】
でも実は、ケーブルになる素材がまだ完成していません。
最初は、カーボンナノチューブで実験を行いました。
結果、地球にある分子でケーブルに傷が付き使えない事が解りました。
そして現在は、金属系、ケイ素系、の素材の物の2種類を開発しました。
この素材でできたケーブルは、今宇宙で実験中です。
この2種類がそれぞれ、1年経過後と、2年経過後の状態を検証しています。
もし成功すれば、2025年から宇宙エレベーターの建設が開始されます。
ここまでくれば、もうだたの夢ではなくなります。
もし完成すれば、一般人でも簡単に宇宙に行ける日がすぐに来ます。
でも、凄く高額になりそうですね。
それでも、生きている内に1回は行ってみたい物です。
義務教育のプログラムに、宇宙体験学習とか入れて欲しい物です。