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テクノロジー「毛むくじゃらの花」






【羊の名前】


2024年3月アメリカテキサス州にある
ビッグベンド国立公園で新しい種類の
植物が発見されこの植物はツノの様な
形の花で全身が白毛で覆われてました

こんな姿なので毛むくじゃらの悪魔と
呼ばれる様になりこの植物は単なる
新種とだけでなく新属として認められ
約50年ぶりの大発見です  

発見したのはビッグベンド国立公園の
研究者デブラマンリーで彼女は2024年
3月2日現地調査してる最中この植物を
発見して写真撮影しました

その写真をアイナチュラリストという
自然観察アプリに投稿したところ他の
研究者達が興味を持ち詳しい調査が
行われる事になりました

その結果今までに見つかった事がない
新しい植物と解りこの植物の学名を
「オヴィクラ・ビラディアータ」と
名付けられました  

オヴィクラは白い毛で覆われ見た目が
羊に似てるからラテン語で羊の意味の
オヴィクラと名付けビラディアータは
二つの放射状の花と言う意味です

更に公園に生息する毛むくじゃらの羊
ビッグホーンと2つの角が放射線状に
伸びてるのも似ててこの特徴も反映し
名前に取り入れました


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【絶滅の危機】


DNA調査で分類面はキク科に属してて
キク科とはヒマワリやタンポポなどが
含まれる植物のグループになりますが
詳しく調べると新事実が解りました

それはキク科のどの属とも一致せず
新しい属であると判断されこの植物は
アメリカ南西部とメキシコ北部にある
チワワ砂漠の乾燥地帯にもありました

この植物が確認された公園内3カ所で
研究が進められ現在解った事は植物の
大きさは1~3㎝程度しかない一年草で
春に発芽し花を咲かせてすぐ枯れます

そのため発見するのが非常に難しくて
この植物が生息してるチワワ砂漠では
近年気候変動で深刻な干ばつが起って
今後更に乾燥が進むと育ちません

なので研究者達が「まだ発見してから
僅かの月日しか経ってないのに既に
絶滅の危機にある」と警告し早急に
保護する必要があると言います

生息範囲が凄く狭くて乱獲されたり
環境破壊されたりするのを防ぐために
正確な生息地情報を公表しない対応を
取ってます  

今後の研究によってこの植物の生態を
詳しく調べ保護するための対策を考え
今後長く生き続けられる環境を整えて
絶滅を回避させる対策が求められます




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ジョー「鏡面反射のデジタルアートブログ」(鈴木穣)
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