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科学技術「8K映像・ゲームTV」

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【8K画質のXbox Series X


「Xbox Series X」の
8K映像が表示できるテレビは
以下の物になります。


「ソニー」
・Z9H KJ-85Z9H 85型 8Kチューナー内蔵
 約 200万円


「LG」
・55NANO95JNA 55型 8Kチューナー内蔵 
 約 27万円 (液晶)

・OLED88ZXPJA 88型 8Kチューナー内蔵
 約 320万円 (OLED液晶)

・75NANO99JNA 75型 8Kチューナー内蔵
 約 65万円 (液晶)

・OLED88Z9PJA 88型 8Kチューナーなし
 約 330万円 (有機EL)

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【8K画質のPlayStation5


「PlayStation5」の
8K映像が表示できるテレビは
以下の物になります。

「シャープ」
・CXシリーズ 8Kチューナーあり
・AXシリーズ 8Kチューナーあり
・BWシリーズ 8Kチューナーなし


「ソニー」
・Z9H KJ-85Z9H 85型 8Kチューナー内蔵
 約 200万円


「LG」
・55NANO95JNA 55型 8Kチューナー内蔵 
 約27万円 (液晶)

・OLED88ZXPJA 88型 8Kチューナー内蔵
 約320万円 (OLED液晶)

・75NANO99JNA 75型 8Kチューナー内蔵
 約65万円 (液晶)

・OLED88Z9PJA 88型 8Kチューナーなし
 約330万円 (有機EL)

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【120FPS】


現在販売されている8Kテレビは
「60FPS」までしか表示できません。

FPSとは
1秒間に表示できる映像のコマ数です。

しかし8Kテレビは
映像のコマとコマの間に中間の映像を作り
2倍のコマ数に見せられる事が出来
疑似「120FPS」の表示ができます。

120FPSで表示される映像は
人の目で解る範囲を超えています。

でも
60FPSと比べて明らかに
映像がなめらかで綺麗に見えます。

ゲーム機側も
本当なら「疑似120FPS」じゃなく
リアルで「120FPS」で表示したがっています。

しかし
テレビの表示性能が低く
ゲーム機の性能も低く
「120FPS」で表示できません。

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【VRR】


ゲーム機側には
「VRR」と言う機能があります。

これは
ゲーム映像が重すぎてカクカクすると
FPS数値を自動で落として映像を軽くし
滑らかに表示する自動機能です。

例えば
60FPSでゲームをプレイ中
処理が重たくてカクカクしたら
自動で30FPSに落として滑らかにします。

「VRR」を開発した会社は
NVIDIAとAMDがあります。

それぞれの会社の「VRR」名は
NVIDIA「G-SYNC」
AMD 「FreeSync」

でも国際規格で採用された「VRR」は
AMDの「FreeSync」システムが採用され
これがゲーム機側にあれば「VRR」が使えます。

後は
ゲーム側が「VRR」機能を使える様に作れば
「VRR」対応ゲームとして
この映像処理を使う事が出来ます。

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【ALLM】


8Kテレビには
低遅延モード「ALLM」と言うのがあります。

これは
テレビの機能で言う「ゲームモード」です。

この機能を使うと
ゲームの処理が重くてカクカクする場面を
滑らかに見せる様処理します。

やり方は
FPSをそのままに
遅延して表示しきれない画像を
表示しません。

つまり
重くて表示できない映像の部分を
真っ黒にしちゃいます。

テレビには
この処理をしない設定もあります。

「ALLM」無だと
処理しきれない映像がブレる代わりに
最高画質の映像を常に表示します。

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【HDR】


8Kテレビには
「HDR」と言う映像処理技術があります。

この機能があると
今までのテレビ映像より
より現実に近い色を表現できます。

従来の映像表現は
1番暗い所を「0」とすると
1番明るい所は
「100」までしか表現できません。

色も
「1677万色」しか表現できませんでした。

しかし
「HDR」機能があると
明るさは「1023 x 10000」
色は「約10億7374万色」

太陽の明るさの「20億」は
とても無理ですが
従来のものより更に
自然の明るさ表現が可能になりました。

「HDR」は
道路のアスファルトの輝度7%も表現でき
材質や質感が自然の物と変わらないほど
凄く綺麗に見えます。

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【WCG】


「WCG」と言うのは
国際規格の「HDR」に含まれている
色彩表現機能です。

これは
自然の色の99%までの色を
映像表現でしてくれる解像度です。

「WCG」の正式名称は
「BT.2020」といいますが
読み難いので「WCG」と言います。

「WCG」非対応の色表現は
自然の色の58%位しか表現できません。

この差は
実際に見ても人も目ではっきり解り
違いが歴然です。

解りやすい映像は
南国の色鮮やかな植物で確認すると
凄く違いが解ります。

この「WCG」が出てきたおかげで
制作者側が映像やグラフィックを
従来の物より遥かに美しく綺麗に
作れるようになりました。

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【実現できない国際規格】


「Xbox Series X」
「PlayStation5」
対応8Kテレビには
この様に凄い技術が詰まっています。

しかし
国際規格で定められた8K映像の企画は
「8K 120FPS 24bit 4:4:4」と言う数値です。

この数値を満たすには
今のゲーム機の性能では
とても無理です。

しかも接続端子の「HDMI 2.1」は
2つ必要なほどの情報を
テレビ側に送らないとなりません。

つまり8Kの国際規格を満たすには
機器の性能でも無理だし
HDMI2.1が1本でも無理と言う事です。

現段階で
8K国際規格を満たす機器は
超高額なパソコンなら可能です。

その情報を送れる接続端子は
DisplayPort 2.0という物なら可能です。

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ジョー「鏡面反射のデジタルアートブログ」(鈴木穣)
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