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科学技術「究明!ハゲ!」

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【メカニズム】


とうとう人類の悪夢
ハゲのメカニズムが
解明されました!

かといって
ハゲを治す方法や
ハゲない方法が
見つかった訳じゃありません

今までの
ハゲる原因として知られていた事は
ただの原因であり何故そうなるかは
解明されてませんでした。

毛穴は
定期的に縮小して
中の老廃物を出し
また元の大きさに毛穴が戻ります。

そのサイクルが
老化や環境ストレスにより
だんだん元に戻る毛穴の大きさが
小さくなってきます。

そして最終的に
毛穴が小さくなりすぎて
毛穴が無くなり毛が生えなくなります。

これが
ハゲになる原因ですが
今回なんでこうなるかと言う理由が
解明されました。


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【17型コラーゲン】


毛穴が再生されなくなる原因として
「17型コラーゲン」と言うタンパク質が
ストレスや老化で少なくなってきます。

17型コラーゲンが少なくなると細胞が
毛穴を再生させる能力が少なくなります。

そうなると細胞は
再生させる代わりに
硬い角質の皮膚を
作るようになってしまいます。

その硬い皮膚は
毛穴が縮小される事で排出されますが
17型コラーゲンが少なくなる事により
縮小された毛穴が元に戻り難くなります。

そうすると元に戻っても
元の毛穴がだんだん小さくなり
最終的に毛穴が無くなってしまいます。

毛の生える所は
「毛包幹細胞」と言います。

毛包幹細胞は
硬い皮膚を垢として出す道が
左右の脇に作られています。

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【分化細胞】


17型コラーゲンが作られなくなると
毛包幹細胞の左右にある
垢を出す道も小さくなります。

そうなると
垢を出すペースがだんだん遅くなり
17型コラーゲンが供給される道も
徐々に狭くなり供給され無くなります。

こうなってしまう原因は
細胞分裂した時に
不良の細胞が出来てしまうからです。

細胞の並びは
最初から正確に配置されて無いものが
いくつかあります。

正確に配置されてる細胞は
通常左右に分裂して
正常な細胞を作り出します。

でも不良の細胞は
縦型に配置されてて
縦に分裂してしまいます。

この不良細胞を「分化細胞」と言い
これが垢や角質となるのです。

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【ストレスが原因】


この不良の分化細胞は
普通に出来るだけなら
何も問題なく排出されて行きます。

分化細胞は
分化細胞から更に
分化細胞に分裂します。

そして分化細胞が
徐々に多くなっていきます。

それでも正常ならば
普通に排出されて行きます。

しかし!
強いストレスと感じ続けると
この分化細胞が固くなってしまい
毛穴から排出され難くなります。

更に
老化やストレスでも
17型コラーゲンが分解されてしまい
分化細胞が排出される道が細くなります。

そうなると
毛穴から不良細胞が排出され難くなり
更に縮小して垢を排出後
元の毛穴の大きさに戻りにくくなります。

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【不良細胞の方向性】


細胞は
全て均一の方向で広がっている訳で無く
ある程度方向がばらけて広がっています。

この方向が違う細胞が出来る事を
「細胞極性」と言い
この方向の細胞から更に細胞が出来ると
また細胞の方向が違う不良細胞が出来ます。

左右に細胞が分裂すれば
細胞極性が原因の不良細胞が出来ませんが
縦方向に細胞が分裂してしまうと
更に不良細胞が不良細胞を作ります。

こうなると不良細胞が多くなり
正しい細胞の修復する力が
無くなってしまいます。

こうなると傷が治り難かったり
内蔵の病気になりやすくなったり
色々な病気が完治しずらくなります。

今回は
マウスの実験で原因が解明され
17型コラーゲンの発見に至りました。

これで
ハゲの治療薬やハゲにならない薬の開発が
一気に作りやすくなり
近い将来ハゲの特効薬が出てくるでしょう。

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ジョー「鏡面反射のデジタルアートブログ」(鈴木穣)
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