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テクノロジー「巨大亀の都市」



【移動型水上都市】


イタリア人デザイナー
「ピエルパオロ・ラッザリーニ」が
6万人収容できる船の建設を
本気で始めるそうです。

現在の客船で1番大きい
シンフォニー・オブ・ザ・シーズが
収容人数8000人なので
この船の大きさがうかがえます。

この船の名前は
「パンゲオス」と名付けられ
建築費用が1兆1000億円もかかり
全部作るのに8年もかかるそうです。

この巨額のお金を
いったいどこから出すのかと言うと
クラウドファウンディングで
資金集めをするとの事。

このパンゲオスの名前の由来は
2億年前に実在した全ての陸地が
1つにくっついた巨大大陸
「パンゲア大陸」の意味です。

この船の形は
何故かカメの形をしていて
「全長550m」「全幅660m」と
とてつもなく巨大な船です。

東京ドームの幅が約216mで
収容人数5万人という事を考えると
パンゲオスがどれほど巨大な
移動型水上都市か解ります。

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【内部構造】


2億年前にパンゲア大陸は
地殻変動により大陸が分裂して
徐々に離れて移動していき
今の大陸分布になりました。

この巨大大陸が移動し
その上で生活するイメージで
巨大海上都市「パンゲオス」と
名前が採用されたようです。

パンゲオスの真ん中には
メイン広場が建設してあり
ここに様々なお店や公園や
イベント施設が作られます。

更にパンゲオスのお尻の穴から
小型船舶も入港出来て
ヘリコプターや小型機が着陸する
空港まで建設される予定。

パンゲオスの真ん中から下部には
約3万もの区画が作られて
そこに居住スペースや
船を維持する機械が入ってます。

居住空間の広さは
一般の巨大客船の様な広さになり
定住するような場所でなく
あくまでも旅用の部屋になります。

これだけの大きさの物だと
従業員も最低2万人くらい必要で
収容人数6万人ですが
客の人数が4万位になりそう。



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【主力エンジン】


現在の構想では
パンゲオスにエンジンを9基搭載し
1つのエンジンが1万6000馬力で
合計14万4000馬力になる予定。

エンジンに電気モータを使用し
最大スピード「9.26㎞」で
大海原を航行できるようになり
優雅に進んでいきます。

動力に必要な電気は
屋上のソーラーパネルや
ひれの部分に下に設置された
波力発電機から得られるそうです。

このパンゲオスは
途方もない大きさで
巨額の資金が必要になり
みんな非現実的だと言ってます。

しかし最近イーロンマスクが
Twitter買収の為に投資家たちから
6兆5000億円もの資金を集め
買収に成功しました。

この事を考えると
儲けが出る事を証明すれば
建築費用の1兆1000億円なんて
意外と用意できるかもしれません。

もしこの船の建造が
本当に開始できるようになり
8年後完成したのなら
是非1度乗ってみたいものです。


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ジョー「鏡面反射のデジタルアートブログ」(鈴木穣)
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