【人口川】
6歳の時
父親と近くの川に釣りに行って来た。
°˖☆◝(⁰▿⁰)◜☆˖°
当時は
三郷団地の3‐5‐303に住んでいた。
ここからすぐ近くに
人工的に作られた川がある。
その川の名前は
「第2大湯川」と言う川だった。
この川は
中川の途中から分岐されて
三郷団地の中央を突っ切ってる川。
土で川の道を作られた部分もあるけど
ほとんど全部
コンクリートで出来た川だった。
この川が作られた目的は
雨が降った時この川に雨水を
逃がす目的で専用に作られた。
( *゚ェ゚))フムフム
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【生態系】
しかし
コンクリートで出来た
人工的な川と言え
生き物が普通にいる。
とても繁殖できると思えないけど
泥川のおかげで底が見えないせいか
きちんと生態系が出来てた。
この川には
タニシも居ればザリガニもいるし
色々な魚もいた。
ヾ(*´∀`*)ノ
しかも
何故か金魚もいてフナもいて
ドジョウまでいた!
∑(゚Д゚)スッ、スゲー!!
たぶん
観賞用で買ったさなかが
水槽で繁殖しまくり
この川に放流したに違いない。
でもこの頃は
ブラックバスとかの外来魚が
どの川にも放流されて無い時で
まだましな時代だった気がする。
俺は
図鑑でみた魚の生態系と
全く違う環境なのに
繁殖できる事が不思議だった。
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【雷魚】
父親と釣りに来た時
「こんな汚い川にも
釣って楽しい魚なんているの?」
そう聞いてみた。
すると
「噂だとこの川には
雷魚と言う魚がいるらしい」
そう言ってた。
俺は
雷魚と言われても解らなかったので
どんな魚か聞いてみた。
その返答は
俺より大きなドジョウの一種だと
そう教えてくれた。
(@ ̄□ ̄@;)!!
しかも
凄く頭の良い魚で
人間の行動を学習して
釣られないように身を守れると言う。
その話を聞いて俺は
「この魚が日本昔話に出てきた
川の主の役目をする巨大魚かも!?」
そう思い込んでしまう。
俺は
神々しい巨大魚を絶対見てみたくて
ワクワクし始めていた。
((o(*´∀`*)o))わくわく♪
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【魚の餌】
更にこの雷魚と言う魚は
住んでる場所が水中だけど
地上でもきちんと呼吸が出来て
生き続けられると言う。
この話を聞いた俺は
「完全に魚のスペックじゃない!」
そう感じてビックリしてしまった!
スゲ━━━━━ヽ(゚Д゚)ノ━━━━━!!!!
父親は
そんな霊獣みたいな魚を釣り上げると
鼻息荒くして意気込んでる。
ヽ(#`д´#)ノフンガフンガ
現地に到着すると
父親が練りエサをバケツに入れ
川の水を入れて
俺に混ぜろと言ってきた。
俺は
言われるがまま混ぜると
小麦粉をませてるようで
何だか楽しい。
しかも
魚の餌なのに凄く良い匂いがして
食べたくなってくる。
(*´∀`*)タベタイ
父親に俺は
「このエサ食べられるの?」と聞くと
「食べるな!お腹こわすぞ!」と
焦って止められてしまった。
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【地球釣り】
そして
父親が釣り竿にエサを付けて
釣りを始めた。
しかし
何度釣竿を垂らしても
何も釣れずに時間だけ過ぎてく。
その後
やっと釣り竿に何かがかかり
父親が必死に引っ張り始めた!
でも
魚がその場から全く動かず
釣り竿だけが左右に動いてて
何かおかしかった。
しかし
父親が「かかった!」と言うので
「きっと雷魚が釣れたに違いない!」
そう思って期待を膨らませた!
でも
突然父親が真顔になり
釣り竿を引っ張った状態で
ピタ!と動きを止めた。
そして
父親の体の力が抜けて両手を下ろし
「地球釣っちゃった…」
そう言ってきた。
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【フナの丸焼き】
その後
またしばらく釣りを続けてると
今度こそ魚の引きがあり
何かがかかったようだ!
俺は
「今度こそ雷魚か?!」と思って
ワクワクしてきた!
|・ω・*)。oO(ワクワク♪)
そして釣られた魚は
15㎝位のフナだった!
父親は
「この魚食べられるから
お母さんに調理してもらおう」
そう言って持って帰る事にした。
その後も
続けて釣りをしてたけど
結局このフナしか釣れず
暗くなってきたので帰る事にした。
家に付くと
釣れたフナを母親に見せて
料理してもらう。
(*´▽`*)
そして丸焼きに調理してくれたけど
母親が泥抜きが出来なかった為
そのまま料理された物が出てきて
泥臭い味てとても食べられなかった。