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「世界一の王様」






【襲撃事件】


明智光秀は本能寺の変で信長を打ち
天下を取りましたが期間は三日天下と
揶揄されるほど短いたったの13日間で
終わってしまいました

三日天下とは「きわめて短い期間しか
権力を保てないこと」の例えで実際に
天下を取り13日後に豊臣秀吉に倒され
最高権力者の座を奪われてます

それでも十分短いですが実は光秀より
圧倒的に短い在位記録を持つ王がいて
その人はブラガンサ公ルイスフィリペ
という人物でした

なんと彼が国王だった期間はわずか
20分間しかなくこのルイスフィリペは
ポルトガルのブラガンサ王朝の王子で
1887年に生まれました

父のカルロス1世が王に即位した時
彼はたったの2歳で正式に皇太子とし
王位継承権を得る事が出来たのですが
カルロス1世は凄くわがままでした

そのため財政破綻や共和派との対立
スキャンダルにより国民の不満が高り
1908年2月1日カルロス1世と家族は
襲撃を受けました

この時カルロス1世の家族は馬車で
リスボンの街を通過中でしたがここで
共和主義者による襲撃を受けてしまい
カルロス1世は即死ました


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【対極の王様】


ルイスフィリペも致命傷を負いますが
カルロス1世の死でルイスフィリペは
自動的に意識が無いまま国王の座を
継承されました

しかし彼も20分後に亡くなってしまい
「史上最も短い国王」としてギネスに
認定されましたが専門家の一部は
本当に国王として認めるか疑ってます

理由は正式な即位式を行ってない為で
でも王位継承権を持っていた彼は
父の死後に国王としての権利を得たと
見なすという意見が大多数です

逆に史上最も長く在位した国王は
ソブーザ2世で彼はアフリカ南部の
スワジランドの第7代国王と知られ
生後4カ月から82年と254日国王でした

1899年に父ヌグワネ5世が急死した後
国王に即位しましたが幼少のため
祖母ラボツィベニムドルリが摂政し
成人後正式に国王になりました

1968年ソブーザ2世は英国から独立を
宣言してスワジランドの国王になり
アフリカの中でも珍しく長期間に渡る
安定した政権を維持し続けました

1982年8月21日に亡くなるまで
82年と254日に渡り国王であり続け
この在位期間が世界の歴史上最も長い
国王とされています


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ジョー「鏡面反射のデジタルアートブログ」(鈴木穣)
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