雑多で庶民的で、全然オシャレじゃないソウル観光
8月に韓国1人旅をしてきた。
韓国に行くのはこれで3回目。美容オタクでもアイドルオタクでもない割には行ってると思う。10月にも行く予定。
韓国には悪いけど、韓国って観光資源に恵まれた国ではないよね。万里の長城やタージマハルのような一度見ただけで心に訴えてくるような建造物は何もないし、自然だって日本とほぼ相違ないどころか面積が小さい分どこに行っても画一的な景色で、面白みに欠ける。
だけど、日本と文化が似ていて、情報が無限に拾えて、治安がいい韓国だからこそ、余計なことに囚われず自分の好きなことにフォーカスできるのは大きな魅力だと思う。
例えばサッカー好きな人がヨーロッパにサッカー観戦に行くと、「女だけで行くと危ないな」「チケットの買い方分からないな」「試合後、夜にホテルに戻るの怖いな」など、懸念点が無限に出てくる。その点韓国でサッカー見ようと思えば、適当に調べれば分かることも多いし、なんていうか普通にチケット買って普通にサッカー見て普通にホテルに戻れちゃうのが良い。
それでいて街にハングルが溢れていて多少の異国情緒を感じられるのも良い。
航空券が安いのも良い。
8月のソウル観光は、雑多で庶民的で全然オシャレじゃないエリア中心に周ってみた。オシャレエリア(聖水とか)は10月に行く予定があるので。
ソウル駅に到着したのは夜の22時くらいで、地下鉄に乗ってすぐ東大門に向かった。
ご飯食べたあとは12時半くらいまでアクセサリーの買い物をし、宿へ。
12時半でも普通にバス走ってるソウルって凄いと思う。ソウルのバス、「手すりにおつかまりください」とかのアナウンスもなくて(聞いてなかっただけかも)、すぐに走り出しちゃう無機質な感じがすごくイケてる。
次の日の朝はまた路線バスに乗って、東廟前駅のコインロッカーにバックパックを投げ入れて、またまたバスに乗って京東市場に。
京東市場は肉魚野菜が売ってるちゃんとした市場。食べ歩きの店もないので観光客が買うものはないけど、強い異国情緒を感じられる空間。
地下食堂はまさしく地下食堂の理想形。アジアって本当にいい。写真のカウンターで食べれれば良かったのだけど、奥のテーブルに案内されてしまったのは少し残念。
ご飯のあとは京東市場を散歩。どこを切り取ってもアジア。海外旅行したーって気持ちが高まる。
京東市場を見たあとは、地下鉄で東大門に移動。この日は本当に暑く、フラフラしてきた体を休めるためにしばらくデパートでダラダラした。
東大門のデパートでHP回復したあとは、隣の東廟エリアまで散歩。それから路面店でショッピングタイム。
路面店とか言うとかっこいいけど、東廟はゴミゴミの古着街。それがめちゃくちゃ楽しいんだけど。
お昼どきはとうに過ぎてたけど、暑さで食欲がなかったので露店のトーストで済ます。卵が挟まったトーストは1個1000ウォン。パン1個で平気で6000ウォンとか取るソウルでは、破格。
それからシッケ(米ジュース)も。マッコリもシッケも同じ1500ウォンだったけど、アルコールを摂取すると脱水になりそうだったので敢え無くシッケに。
そもそも東廟というのは、三国志の関羽を祀った霊廟のこと。東廟エリアはいつ行っても人が凄いけど、この東廟の中に入ってしまえば人が少なく、ゆっくり休憩できる。ここでシッケを飲みながら再びHPの回復に努めた。
最後に東廟前駅のダイソーで買い物し、ソウル観光終了。コインロッカーからバックパックを回収し仁川国際空港へ向かった。