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3年目に優勝争いをする
新庄剛志「スリルライフ」を読みました。
新庄さんが監督に就任当初に書かれた本。2024年クライマックスシリーズに向け、新庄監督の日ハムも楽しみに感じて、選びました。
私が選んだポイントは以下の3点。
①正直に言うと、経済的な理由もあった
→バリ島に持ってきたお金が底をついてきた。
もう一度プロ野球選手になりたいと思うようになった。僕ならできる。奇跡を起こせる。そこからトライアウト挑戦が始まった。
②お手本にしたい監督
→タイガース時代の野村監督、メッツ時代のバレンタイン監督、ファイターズ時代のヒルマン監督。
野村さんは言葉で野球を教え、言葉で選手を動かす。野村さんはメディアを巻き込むのがうまかった。
③3年目で優勝争いをする
→一年目で戦う土台を作り、二年目で勝ち癖をつけ、三年目で優勝争い。いずれにしても長くやるつもりはない。すべてがうまくいって、最長四年かな。
私の感想
上記①について
トライアウトが思いつきの遊びではなくて、本気で夢を追いかけていたのがカッコいいです。また経済的な理由もあって、「もうひと稼ぎしたい」という気持ちもあったというのが面白いです。監督として認められて、お客を集めて、確実に稼いでいるはず!
上記②について
野村監督時代の阪神は三年間最下位で、暗黒時代なんて言われるけど、こうして新庄さんに影響を与えていて、人を育てていました。野村さんは亡くなってしまいましたが、今年の新庄監督を見せたかったですね。
上記③について
今年の日ハムは二位になり、オールスターにも沢山の選手が選ばれ、凄く盛り上がっています。「最長四年」と言っていますが、来年リーグ優勝してカッコ良く辞めていくところまで、イメージできているんじゃないかと思えてきました。
ありがとうございました。