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ひとつのことを飽きずにやる

みうらじゅん、リリー・フランキー「どうやらオレたち、いずれ死ぬっつーじゃないですか」を読みました。

私が選んだポイントは以下の3点。

①親を見れば自分は彼らのコピーだとわかる(みうら)
→哀しいかな似ている。
似ているということに年を取れば取るほど気づく(リリー)
最終的には親やみんなと一緒だと気づいて死ぬ。結局、生きている限り社会のネジだし。

②飽きないふりをする(みうら)
→自分にひとつだけ才能があるとすれば飽きていることに飽きていないと言い切れるだけ。そこにしか活路を見出せない。オリジナルなんてない。だから、ひとつのことを飽きずにやるっていう、そこにしかオレの道はないって思っている。

③オレ、なんでこれで食えてるんだろう(みうら)
→せっかく好きなことをやってても、ぜんぜん食えてないのは夢がない。そういう生き方もあるっていうことを提案する商売だとは思う。(みうら)
みうらさんが「ゆるキャラ面白いな」と思っても、何もしなければ何も起こらない。「本を出そう」「イベントをやろう」っていうまでのスピードがみうらさんはめちゃくちゃ早い。そのスピードがあるってことがムーブメントを作る。「オレ、みうらじゅんより前から面白いと思ってたんだよね」というヤツは、行動しなかったヤツであって、言うだけ悲しい(リリー)

私の感想

上記①について
私も最近、特にこれを感じていたので、すごく共感しました。みうらさんやリリーさんのような有名な表現者であっても、そうか。と少しホッとしたような気がします。


上記②について
私は若い頃から、みうらじゅんさんのファンです。目のつけどころが面白いって思っていました。それができるには、飽きていないと言い切っていたのだ。実はもう飽きていても。みうらさんに憧れる私も、飽きずにやるってことに活路を見い出そう。


上記③について
面白いって思ったことをお金にできる人って、人より先に、早く動いて、ムーブメントを作るんだなぁ。みうらさんはそれができるから、商売になるんだなあ。独自の視点が面白いと思ってきたけど、それを形にして世に出せるから、お金が作れるだなぁ、と受け取りました。


ありがとうございました。

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