自分の身分を知りなさい
加治将一「借りたカネは忘れろ!」を読みました。
私は住宅ローンを借りるときに、お金の勉強の必要性を痛感しました。本書もそれで読もうと思った本です。
私が選んだポイントは以下の3点。
①「特定調停」で破産せずに借金を整理
→マンションを失うことなく借金整理に成功
②「個人再生手続き」で住宅ローン以外の負債を大幅に減額
→持ち家があって安定した収入があるサラリーマンが「自宅だけは守る」ことができた。
③借金体質を治すこと
→現実に満足しない人が借金をしてしまう。そういう人は可能な限りカードは使わず、現金支払い。
無い時には使わない。それで、自分の身分をしっかり知ること。
私の感想
上記①について
残業代が減った分をクレジットカードで借りて、それが膨らんでしまった事例は身につまされる。生活費のずさんな管理という意味では似たような経験あり。特定調停よりも、まず高い金利の借金に手を出さないこと。
上記②について
高収入のサラリーマンの事例だったが、奥さんの浪費と借金の連帯保証人で、苦しくなったケース。借金が膨らんでしまう要因が心に響きました。
私は将来、仕事で出世して成功する。そんな中途半端な望みで気を大きくしてしまうと危ないです。
上記③について
住宅ローンを借りてからの私は、カード支払いを出来るだけなくし、現金払いにしています。
ペイペイやマイナポイントでキャンペーンに煽られても、私は痛い目にあっているので動じません。
「自分の身分を知ること」という言葉が強く心に残りました。
ありがとうございました。