映画 法廷遊戯 感想

めっちゃ面白かった。
よかった。

私が面白いって思う作品はやっぱり登場キャラクターに感情移入できるか、
もしくはその感情を理解できるか(そう思うのは仕方がないなと思えるかどうか)

というおもっきし気持ちの部分を重視していることに気が付いた。

だからこそミステリーでもサイコパスものが苦手というか好きじゃないんだよね。
サイコパスものは感情(動機)よりもどうやって(方法)を重視するから。


面白いな~って思ったのは、誰の視点でこの物語を見るかでまったく印象が変わるな~と思ったこと。

3人の視点を分散してしまったらかなりひっちゃかめっちゃかになったと思うので、久我から見た1人称視点を一貫したおかげで全体像がすっきり見えたというか。

結城から見たとき、久我は本当に嫌な奴・嫌いで憎らしい相手のはずなのに復讐のために近づく執念たるや。
結城の視点からだと復讐の物語なんだろう。
でももしかしたら、憎らしい相手との日常のやり取りの中で良心を感じ取って、そこに賭けてみようとおもえたのかもしれないな、とこちらに感じさせる余韻がよかった。
本当のところはどうだかわかんないし、原作がどう描かれてるか知らないけどね。

そして美鈴視点で見た時の久我は自分が辛いときにいつだって助けてくれたヒーローで、何よりも守りたい相手。
やり方は歪んでいても、その率直な想いだけは理解しうる。
「君ならやり直せる」といえてしまうまっすぐな人生を歩んできた人間には到底理解しがたい自分の境遇への絶望と怒り。
結城の父は美鈴にとって悪、という描写がより美鈴というキャラへの理解を深められてよかったと思う。

なにより杉咲花ちゃんの怪演たるや・・・
本当に良かった。すごいな。
花ちゃんは独特な雰囲気をもつ幸薄女性が多くないですか(ほめてる)

あとちょっと別だけど、エンディングのキンプリの曲がマジで、マジでよかった!!!!!!!!!!!!!!

当方キンプリのオタクとかではないんですが。
もともとエイター、JUMPオタでしたので某事務所は基本好きなわけですよ。
近年の某事務所の騒動には思うことがあるわけで。

あ、もうこの曲2人なんだなっていうさみしさとともに
この2人、歌・・・・・うっっっま・・・・・・・・・ってなって
歌詞も映画に沿っていて、なおかつ現実の2人にも重ねられるような歌詞で

なぜか曲きいて最後に泣きました。笑


キンプリもしょうちゃんや岸君が好きだったんですが
現在の状況を見てると応援したいのは永瀬とかいとのほうだなって思っちゃうんですよね~~~
でもまあずっと応援してた身でもないですし詳細も知らないので何も言えないんですがただ一つ言えるのは本当にマジでよい歌でした。最高。


ほかに映画で気になった点は、冒頭の無辜ゲームの足ダンダンはなに??????
急な舞台的演出に戸惑いました。
映画でそれやられると演出・・・?なんだよね?え、まじで足揃えてダンダンしてるの????みんな仲良し????ってなる。
映画はリアリティが強いからな・・・・

あと久我の居眠り中の夢から覚めるときの爆音。
ああいうシンプルにびっくりさせるのやめてほしい。笑

トータルで見ても面白かったな~~~~
最近は「お前の罪を自白しろ」も見に行ったんだけど、あれはちょっと盛り上がりに欠けるな、という印象だったんだよな。
健人はま~~~じでかっこよかったけど。笑

映画の予告を見るのも好きなんだけど今気になっているのは珍しく恋愛?っぽいもので「マイナイト」ってやつ。
基本映画はミステリーしか見ないけどなんかあの予告の安達祐実さんがすきなんすよね・・・ちょっと気になる。笑

あと戦争もののやつ気になるけどあれ多分死ぬほど泣くから無理そう~
戦争ものって予告だけで涙出るんだが。
辛すぎて疲れそうなので見れなさそう。
でもああいう作品があることで今がどれだけ恵まれているのかという「今あるもの」に目を向けられるのはいいなって思う。
忘れちゃいけないことだしね。

母と映画の後はご飯を食べて、感想を語り合って(むしろ一方的に私がはなしてただけ)
仕事の愚痴もきいてもらってめちゃくちゃすっきり、楽しかった。

いいお休みになったな~~~~~~

あとクラブスパイスカードを限定のすみっコぐらしの柄に変えてきた。
最高にかわいいです
あれも見に行きたい。主題歌がperfumeなのもいい。


映画っていいよね~^^
また行きたい。楽しかった。









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