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新しい自己肯定の型、自己肯定感の作り方の話
日本的な立ち上げ方、欧米的な私の立ち上げ方は多分違う。
言語が違えばそのスタイルも違う。
もちろん人それぞれで、自分を確立するもしないも自由だし、多種多様な立ち上げ方があるのだけれど、言語による方向づけは必ず存在する。フランス的な自分の立ち上げかた、もっと簡単に、自己肯定感の作り方、という表現でもいいかな。
下手なナショナリズムではなく、国民主体の立ち上げでもなく。ある意味で「時代精神」の表れではあるのかもしれないが、そこからも逃れ去る、自分だけのたちあげ方。それもある意味では時代の産物なのであろう。
日本語による、自分探し、私の立ち上げ、主体の構築、これらはロマン主義的な私の立ち上げ方に多分に影響をうけ、それを日本的に受容した結果であるだろう。恋愛・結婚による自分の立ち上げ、仕事・人生による自分の立ち上げ、そんなマスの振る舞いが文化の型を作る。
マスを逃れる自分らしさの追求、それは言語文化を裏切り続けていくだろう。