飲酒の快楽を知った
こんばんは
デザイナーのひらです!
今、お酒を飲んでいます🍻
一人で飲んでいますが、ほろ酔いで気分が良いです。
最近なんだかお酒の愉しみ方を知ったような気になっているので
デザインなんか関係ないけれど、文章を書いてみました。
と言うのも、私はお酒が得意ではありませんでした。というか、今も得意ではありません。
嫌いではないし、むしろ好きです。けれど、一度に飲めるお酒の量はせいぜい2〜3杯。1回の食事でビール1杯が基本です。ゆっくり飲むので、当然残量がジョッキの5センチほどになる頃には、ぬるくて不味いです。
そんな私が、「お酒ってこうして楽しむんだ」と知ったのは
精神的に負荷がかかっている状態で飲んだ時でした。
今までのお酒は、楽しい時に飲むものでした。一人で飲むことはほとんどなく、誰かと楽しむために飲む。料理を楽しむために飲む。「お酒を味わう」と言う感覚はなく、どちらかといえばお酒の味のしないもの(且つ、甘くないもの)を好んで選んでいました。
なので正直、毎日お酒を飲んでいた父親の気がしれず。二日酔いだったりで体もしんどいだろうに、どうしてこうも毎日飲むのだろう?と謎でした。
けれど、
仕事が立て込み、家事やワンオペ育児に追われて心が疲れてきた時に飲んだお酒は、味がどうこうではありませんでした。
追い込まれてハカハカしていた心臓や、頭の中でぐるぐると考えていた仕事や家事育児のあれこれが、スーーーーーーっと消えて行き、リラックス状態に入ったのです。楽しいとはまた違う、ふわっとした気持ち。私にはこれが初めての経験でした。サウナ→水風呂で整った時の感覚に似ています。
最近、育児系の発信をしている方が、「酒は何かを背負っていないとおいしくないんだ」とパパが言っていた、と投稿していました。
なるほどな。
酒好きな親や友達、知らない人も、みんな何か背負っているのか。
酒好きじゃない人も、色々背負っているのは当然だけれど、酒を飲まなければやってられないタイプの背負っている人もいるんだな。
あんなに毎日酒を飲んでいた父も、背負っていたんだな。
この感覚のために、背負っているものを一時的に忘れるために、飲んでいたんだな。
知ったつもりでいましたが、再確認しました。人それぞれの人生の背景。
もちろん、お酒に飲まれて迷惑行為をすることはいけないことですが、サウナのような感覚でお酒に縋るのもたまにはアリかもな、と思ったのでした。
以上、30歳にしてやっと知った、お酒の快楽のお話でした。
一人で飲むのも心地よいけれど、でもやっぱり次は
美味しいものと一緒に、誰かと一緒に、楽しいお酒が飲みたいな🍻
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?