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スキマクラス2.5に見学に行ってきたよ(+温泉とラーメン付き)

 令和6年6月3日に朝日町立朝日中学校内の「スキマクラス2.5」にお邪魔してきました。知人の佐藤恒平君が運営している、まよひが企画のサテライトオフィスであり朝日町コミュニティスクールのフリー会合スペース、という建付け。
詳しくはまよひが企画さんのブログをご参照ください。(こっち見た方が僕説明するよりはるかに理解が早かろうという魂胆)

 まずびっくりしたのは、学校玄関の物理的・精神的低さ。ピンポンがなく名簿記入だけで校内に入れるのは地方都市ならではではあるのかな。と言うてもこっちも消滅可能性まっしぐら都市新庄市だけどな。職員室に恒平君が一声かけた時も「はーい」の一言で校外の者が入れてしまうゆるさ。でもなんだかゆったりした雰囲気がなんかいい。

 スキマクラス室内は中央の立体書架(?)が空間を4分割し、ちょうど座位になった際に向こう側の人と視線が合わない感じのいい高さ。空間と視座を分けることで、全く別の活動や作業をしていても気にならない、でもパーテーションのように空間を切り取るわけでもない。デザインの力だなー。

手前には我が社寄贈のゲーミングチェア

 書架の書物や数々のアイテム(我が社でスポンサードしたゲーミングチェア(くどい)・PC・ガンプラ塗装ブース・水槽・ルームランナーなどなど・・・)恒平君のこだわりがつまったガジェットはなんだか見ていても楽しいし、手に取ってもやはり楽しい。でも説明を聞くと意図があって、子どもたちや先生方の学びに生きるセレクトになってるみたい。「手に取りたくなるアイテム」「思わず読んじゃう本」って、実は教育の外側にいろ僕らの方が仕掛けやすいのかも?なんてことを思ったり。

 恒平君と色々なお話をする中で印象的だったのは、子どもたちの居場所や学びの場であることはそうなんだけど、先生方が学校で生き生きと活動できる場やツールであることを狙っているという事。
学校の主体は当然学びの主体である子どもたちであるのだけれども、学びを回していく先生方が主体的にワクワクしたりニヤニヤしたり、そういった仕掛けで学校を元気にすることで子どもたちも生き生きしてくる、そんな面白い意図のようでした。
なので先生方の授業相談やコンサル・場合によっては授業に講師として参加したりと、先生方に活用してもらう・・・!これはちょっと面白いよね・・・!

 翻って自分のSSWや地域の活動に置き換えるとどうかなー。子どもたちと個別に関わって小さなボードゲームやホワイトボード・ミーティング🄬の場を開いたり、一緒に活動することはあるけどこういう角度でやったことはなかったかも。ただ各地域での種まきしている活動や、一緒に活動している団体との連携を考えると、場や拠点を継続的に持つことはあまり重要じゃなくて、ミッションに応じて「その時と場」をどう運用するかなのかなって気もしています。
僕は福祉の人間だからどうしても「この子が自立した大人になるためのエコロジカルな視点からのライフデザイン」の視座になりがちなんだけど、もうちょっとミクロにしたりマクロにしたり、の柔軟さが必要なのかな。そういう軽やかさを恒平君の活動にはいつも感じています。今回もとても参考になりました。
あ、あと朝日町の新華楼さんのラーメンは素晴らしかった。澄んだスープに麵がきれいに並んで具のレイアウトの美しさに久しぶりにうれしくなっちゃいました。スープの味もちょい甘めで新庄市の梅屋さんに似てるかな。心も満たしてくれる町中華に出会ってしまった・・・また行こう(笑)

写真が下手すぎるんで伝わりづらいが・・・ほんと目にも美味しかったー! そしてりんご温泉とのコンボで、スキマクラス行く前にすでに整っていた僕(笑)


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鈴木直
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