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mvno(OCN)から楽天モバイルにMNP
先日、出先でスマホ(Pixel 8a)を使っていたところ、友人へ送信したLINEが送信の1時間後ぐらいに送られていたり、Twitterの読み込みがいつまで経っても完了しなかったりと、色々と支障をきたすレベルで通信が遅くなりました。
通信キャリアはOCNモバイル(ドコモのmvno)で、1日100MBを上限に高速通信でき、100MBを超えると低速モードになる契約です。(1日毎に上限設定があるタイプの契約は今は無いようです…便利だったのに)
iPhoneを使っていた頃はそんなカジュアルに低速モードにはならなかったのですが、Androidだと無駄なバックグラウンド通信が色々走っているのかもしれません。例えば、ホーム画面左のニュース情報の取得とか。AndroidだとOSの基本機能レベルで無駄通信をかなりしているため、モバイル利用をすると100MB程度ならすぐに限界突破してしまうものなのかもしれません。
低速通信の時、低速でもしっかり通信してくれれば良いのですが、低速だと通信がタイムアウトでできないことが結構多いので、低速モードになる可能性があるmvnoはかなり微妙です。
それでも約8年OCNモバイルで不便なく使えていましたが、その期間はiOSを使っていて、iOSだと意図しない通信が発生しにくい構造だったため不便無く使えていた可能性があります。
という訳で、通信キャリアを楽天モバイルのRakuten最強プランに乗り換えてみました。
コスト感
Rakuten最強プランはざっくり、
1ヶ月のデータ通信量が 3GB 以下なら約1,000円/月
1ヶ月のデータ通信量が 3GB〜20GBなら約2,000円/月
1ヶ月のデータ通信量が 20GB 以上なら約3,000円/月
電話の通話料は別(従量課金)
という感じです。
通話は基本LINE(データ通信)なので電話の通話料は無視できます。
OCNモバイルの料金は1ヶ月約1,200円だったので、通信量を3GB以下に抑えれば若干料金が安くなります。
私はモバイル通信をすることは滅多に無い(リモートワークで基本的に家から出ない)ので、旅行や出張に行く時に最大 10GB 前後の通信をする月が年に2〜3回程度あるかないかです。
少し多めに見積もって「年間5ヶ月が2,000円/月」、「年間7ヶ月が1,000円/月」だとすると、月額だいたい1,420円ぐらいといったところでしょうか。
平均で均すとOCNモバイルより少し高くなる可能性がありそうです。
ただし、(楽天が大手がどうかはさておき)大手キャリアの低速制限が無い通信が上限でも月3,000円ならだいぶお得です。
あとは自宅が5Gエリアになれば…
自宅は静岡のど田舎なので4Gエリアで恐らく通常はauローミングかなと思われます。auで問題なく通信できる程度には都会なので実用上の問題はありません。(稀に仕事で東京へ行く時などに5Gが使える筈)
自宅が5G開通したら固定インターネットの契約を切れたりしないかなと思っていたりします。(流石に4Gだと厳しいのですが、5Gなら基地局との位置関係次第ではイケるのではないかと期待中)
MNP手順
通信キャリアの電話番号引き継ぎでの契約変更(MNP)の手順は、概ね次の通りです。
MNP予約番号を現キャリアから取得(キャリアのウェブサイト等で手続きをするかサポートに電話して対応してもらう必要がある)
新キャリアへ申請書類(本人確認書類+MNP予約番号)を送付
新キャリアのSIMカードへ挿し替える
そこで、MNP予約番号取得の手順をOCNモバイルのWebサイトを確認したところ「MNP予約番号の発行には3営業日程度掛かる」と書かれていたので若干絶望しながらとりあえず発行申請をしてみました。
丁度盆休みのタイミング(2024.08.12)に申請したので、最悪1週間以上待つのかと思っていたのですが、運良く1時間後ぐらいにはMNP予約番号が発行されました。
何故楽天?
楽天ならクレジットカード(楽天カード)や証券口座を持っているので、楽天モバイルであれば本人確認の手順をスキップできます。
もちろん、昨今なら店舗で手続きしなくても本人確認書類をスマホで撮影して送付できるかもしれませんが、出先に居てそれを準備するのは少し面倒です。(運転しない時は免許証を持ち歩かなかったりするので)
更に今持っている端末(Google Pixel 8a)はeSIMに対応しているので、SIMカードの配送も待つ必要がなく、プロファイルをダウンロードするだけでSIMカード(相当)の準備が整います。
つまり、MNP予約番号さえ取得できれば出先に居ても一瞬で回線契約を切り替えることができました。実際、回線契約の変更を決めてから回線開通までの所要時間は2時間掛からなかったと思います。(一番時間が掛かったのがMNP予約番号の取得待ち)
楽天モバイルへのMNP転入なら事前申請すれば9000pt(9000円相当)の楽天ポイントが貰えることに気づいた頃には回線開通してました…
MNP転入ボーナスは取りこぼしてしまいましたが、楽天モバイルに入っておけば楽天で買い物時に入るポイントが+1倍上がる特典(SPU)があり、私の楽天モバイル契約前のSPUは4倍だったので5倍になりました。私の月間獲得ptはだいたい2000pt前後なので2500pt程度(1.25倍)に上がる計算になります。
ポイント増分(月500円ぐらい)を加味すれば、月額平均の回線コストが1,000円を切るので、何故OCNモバイルから楽天モバイルにさっさと切り替えなかったのかと…
追記(楽天グループ株主優待との組み合わせ)
私は楽天グループの株主(といっても数百株程度の小口でロングホルダーでもなく昨年楽天グループの株価が400円台になった時に割安だと思って買い込んだだけのニワカ者)なので、株主優待で1年間月30GB無料で利用できるSIM(の申込書)を持っています。その優待は最低単元の100株(2024.08.15時点なら約8万円ぐらい?)を持っていれば受けることができます。
ただし、優待の申込みページを確認してみたところeSIMしか配っていないようで、私の機種(Google Pixel 8a)はデュアルeSIMには対応していない(※eSIM+物理SIMのデュアルならできるらしい)のでやや微妙です。
若干面倒ですが、Rakuten最強プランをeSIMから物理SIMに変更して、株主優待をeSIMで利用(株主優待が続くかぎり毎年SIM交換)するのが一番お得かもしれません。
音声通話は通常のRakuten最強プランを優先、データ通信は株主優待を優先という形にすれば(30GB/月以内なら)月々の回線料金を約1,000円に抑えることができるものと思われます。
私は面倒だからやりませんが…(数日間わざとWiFiをOFFにしてガッツリ使っても月3GBも使わなそうな雰囲気だったので)