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加点方式と減点方式

学校の成績の付け方でよくある減点方式。これってテンション上がらないんですよね。何かをしよう!という気にならない。何かしてみてダメだったら減点される。だったら動かない方がいい。そんな思考になってしまいがちで、なんか寂しいです。改善すべきまたは改善すべきだった闇の一つかもしれません。

例えば「何かアクションを起こせたら加点」という加点方式の方が生徒たちは圧倒的に楽しく安心して授業に臨めます。
実際に自分は授業でそのように評価付けをしていたのですが、生徒たちの「アクションが増える」というのがとても印象的なんです。動けばその分何かを得られる確率が高くなるので成長にもつながると思っています。窮屈さもないですし、のびのびとしていたような気がします。

加点方式いいなーと思っていたのですが、自分の生活には全く生かしていませんでした。

どちらかといえば自分の暮らしは減点方式で評価していたような気がします。

「〇〇ができなかった」「〇〇してしまった」悪いところを見つけると結構見つかっちゃうもので窮屈になるし、減点するぐらいだったらと心の中でどこか小さくまとまってしまいがちな日もありました。

ちょっと変な話なのですが、ここ最近自分にも加点方式を取り入れ始めてみました。

まず持ち点は最初から100点。1日を無事に生きているだけで100点。生きているだけで良しとします。基本的に減りません。

何かに挑戦できたり、何か成功体験を得られたらその分加点。

人の役に立てたらその分も加点。

人と楽しく話せたら加点。人と楽しく話せなくても次に話す時までキャリーオーバーとする。多分その分楽しい。

上手くいかなくても挑戦しただけで加点。

失敗しても次に生かせるようにするなら加点。

楽しい思いができたら加点。

何かに興味が持てても加点。

感情が動いたら生きている感じがするから加点。

自分から何かができたら加点。

思いつくところをひとまず挙げてみました。

ちょっと自分を甘やかしすぎなんじゃないのと思うところもありますが、なんせ加点方式なもんで・・・笑

人に迷惑かけてしまった場合、程度によりますが2度と同じことをしないようにするならばお咎めなし。

故意に人に迷惑をかけたり、攻撃したり、傷つけてしまった場合はどうしましょう・・・これはさすがに減点ですかね。

正確に「今日は何点だった」というのは出してないんですけど、さあ今日は自己記録更新なるか、みたいな気分で毎日を過ごすようになってからというもの楽になったことが結構ありました。

自分を100点からの減点方式で評価してしまうと縛られちゃうことだったり、気分が上がらないことが多くある感じがしています。

慢心は人と比べて自分はこれでいいとか、おごり高ぶることとされています。

一方で加点方式は誰とも比べていませんし、別におごり高ぶっているわけでもないですし、慢心には該当しないと捉えています。

できなかったことに目を向けるのも一つのやり方だとは思います。

でも、できたことに目を向けると「次は何をしよう」、「次はこれをしてみたい」、「こんなことできるようになった」なんて思えるようになって生活がガラリと変わると感じています。

お金もかかりませんし、試す価値はあるかと思ってやってみているのですが、なかなかおすすめです。

大袈裟な話ですが、なんだか人生変わる気がしています。

考え方・捉え方一つで良い影響も悪い影響も出るって人間は面白い構造していますよね。「どうせなら良い影響を」と思っています。

最後まで読んでいただいてありがとうございました。



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Suzuki Takeshi
サポートしていただけたら、実験用具を買うか、実験用の薬品を買うかまだ決めていませんが、生徒さんたちと授業のために使いたいと考えています。