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医療従事者の方に思うこと。


昨夜寒気がして風邪かなと思っていました。念のために抗原検査キットで調べてみると陰性でした。熱は37.5℃ぐらいだったので早めに寝ることにしました。
1時間ごとに起きるような有様で深夜1時に時点では38.9℃でした。

朝起きてもう一度抗原検査をしてみてもやはり陰性。体がだるい、頭が痛い、そして年末に体調を崩し、肺に違和感を少し感じていることもあり改めて地域の大きい病院にお世話になることにしました。

電話をさせていただき、10時半に車で病院に来て、車内でコロナウィルスとインフルエンザの抗原検査をすることになりました。

10時半に病院に行くと程なく看護師の方と医師の方が車に来てくださいました。
まずは看護師の方が体温計を渡してくださり、体温を計りました。
続いて車の中で運転席に座ったまま、ルームミラーの方を見てと言われ鼻だけをマスクから出しました。
医師の方が手早く鼻の中にスワブを入れ検体採取をしてくれました。

この時のことを振り返ると、コロナウィルスに感染しているかもしれない私のような患者を相手にするときでも医師の方、看護師の方は笑顔で接してくださっていました。心の中で不安に感じることや怖いと思うこともあると思います。それを微塵も外に出さずに職務を遂行される姿に本当に頭が下がりました。

30分ほどで結果が出ました。陰性でした。看護師さんは「抗原検査での陰性なので念のため、個室で対応します。」と伝えてくださいました。

個室に案内され、問診が始まりました。聴診器を当てて肺の音、心臓の音を聞いていただきました。次に看護師の方が採血をしてくださいました。

いずれの時も個室でかなり距離が近かったので、抗原検査で陰性とは言え、医師の方、看護師の方は怖かったのではないでしょうか。

その後もレントゲン撮影では丁寧に案内をしてくださってその後診断、処方、会計を全て個室内で対応してくださいました。

個室から出たのはレントゲン撮影のときだけでしたが、看護師さん方や医師の方々が患者の皆さんと適切な距離を保ちながら明るくお話しをされている場面をみて医療従事者の方々のこのご時世でのご尽力に心から感謝しました。地域の方々のお年寄りの皆さんの心の拠り所だったり、この地域で安心して住める心の支えにもなってくださっている皆さんは自分の仕事に誇りを持って、怖さに打ち克ちながら仕事をされているんだろうなと思います。本当のプロだなと改めて感心しました。

コロナウィルスが蔓延して医療従事者への感謝を伝えようとか、自衛隊のブルーインパルスが飛行して医療従事者への感謝を伝えるとか様々ありましたが、自分が現場で関わってもらった医療従事者の方々にきちんと「感謝の意」を伝えること、不用意に医療従事者の方々の負担を増大させるような行動を取らないことが今の自分にできることだと改めて感じています。

その時、その場所で自分にはできないことを互いにして社会は回っていますが、今日は改めて自分にはできないことをしていただいて感謝の念を抱きました。

医療従事者の皆様には、普段命をかけて最前線で働かれている分、自分の心の中の癒すべきものを癒しつつ、心身共に健康でいていただきたいと思います。



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Suzuki Takeshi
サポートしていただけたら、実験用具を買うか、実験用の薬品を買うかまだ決めていませんが、生徒さんたちと授業のために使いたいと考えています。