人に見ていただくことで気づけること
現在、「できない理由ではなくて、できる方法を見つけることの大切さ」を親子で共有、共通認識できる花火を使った実験講座を企画させていただいております。
ここ何年間かで授業をしていく中で、挑戦する前に諦めてしまう生徒さんが多いと感じたことがこの授業を作るきっかけになりました。
挑戦する前から「どうせ無理だよ」「できるわけない」という生徒さん。
親御さんも悩んでいる方が多いと感じています。
理科の実験を通して(ツールとして)、人生で大切だと思うことをお伝えする授業なら「自分が今まで培ってきたことが生かせる」かもしれませんし、「未来あるお子さんたちの可能性を引き出せるかもしれない」とワクワクしながら準備をしております。
将来的には親御さんから、「自分の子どもにこういうことを伝えたい」と言ったリクエストをいただいて、伝えたいことから逆算した実験を作っていくことができれば面白そうだなと感じています。
作った授業は、ざっくり言うと
「花火×諦めないことの大切さ」のような授業になります。
実験の肝となる手持ち花火を調べていくとほとんどが中国産ということがわかってきました。
国産はかなり希少になってきているそうです。
実は実験のためにこの夏、一人でやるにはかなり多い量の花火を買って実験していたのですが、すべて中国産でした。
実験において国産と中国産では成功のしやすさに違いはあるのか?と疑問に思い試してみるために花火屋さんを探しました。
花火屋さんって今ではかなり少なくなってきてしまっているんですね…
調べてみるとうちから車でいけるところに花火屋さんがありました。
ファミリーパックの中に入れられるものはわりかしサイズが小さいものになるそうです。単品で売っているものはやっぱり大きいです。
これは期待がもてます。
実は先日、花火を使った実験から諦めないことの大切さや火の扱いについても親子で学んでいただくことができるという内容とその授業で使うスライドを、いつも教育の話をさせていただいているお二人の前で説明させていただきました。
Pはかせさん(探究横丁)
古澤さん(犬のいる学習塾 まなびやさん)
このお二人です。教育について話しているとあっという間に時が過ぎていきます。
緊張もしましたが、このお二人に話を聞いていただけるチャンスは中々ないので
楽しみながら説明をさせていただきました。
30分ほど説明をさせていただきその後にたくさんアドバイスをいただいて、改善点をメモしていきました。
真剣に話をしてくれるお二人。金言をいただけることがもう有り難すぎて夢中でメモをとっていました。同時にワクワクが止まらない状態でした。
自分では思いもつかなかったようなアイデアを次々と出していただくことができました。人に見ていただくことで気づけることが山のようにありました。
これをもとにまた授業を練っていきたいと思います。
自分だけで悩む時間ももちろん必要だと思いますが、ある程度悩んだら他の人の力をお借りすることも前に進む上ではとても有効な一手なのだなと改めて感じさせていただける貴重な時間でした。この場を使ってお二人に御礼申し上げます。
「実験 × 花火 × 諦めないことの大切さ」がどんな授業になるのか乞うご期待です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。