野菜が初めて売れた日
水曜日は畑に行って、SUZUKI no DAIDOKOROさんに野菜をお届けすることが多いのですが、今日久しぶりに行ってまいりました。
畑ではあれだけ生命力が旺盛だった夏野菜たちが少しずつ、秋の感じを醸し出しております。
ナスだったり、大葉、オクラは元気なのですが、一部のトマトやきゅうりはピークを過ぎた感じがしています。秋に近づいて行っている感じがします。
今日は朝から雨が降っていて、畑についてから30分ぐらいは傘を刺しながら、わき芽かきをしていました。
いつもよりかなり早く畑に行ったこともあり、野菜を収穫したり、支柱を立てたり、雑草の処理をゆっくり入念に行うことができました。いつもは暑すぎてじっくり作業なんてなかなかできないのですが、今日はまた違った楽しさがありました。
その後、お店に伺いました。
自分が作った野菜は今まで、お裾分けしたり、自家消費したりすることばかりだったのですが、無理せずに野菜づくりを継続していくために買い取ってもらえないかと店長の鈴木くんにお願いしたところ心よくOKしてくれました。
正直、野菜の値段をつけたことがないのでどれぐらいの値段が適正なのかわかりません。
野菜の値段を調べていたら、こんなサイトを見つけました。野菜の値段がすぐにわかります。ありがたい!
サイトで調べてみたのですが、知識がないのに野菜の適正な値段設定は難しい…
買い取ってくれないかと自分ですお願いしたのである程度の値段は設定したのですが、なんかもやもや…
そうこうしているうちに道の駅やスーパーで販売されている野菜の分量や値段を参考に店長の鈴木くんに希望価格を算出してくれました。
ナス
大葉130g
オクラ
ししとう
バジル、トマト、ピーマン
などなどを買い取ってくれました。
自分が作った野菜が初めてお金になった瞬間でした。
自分は決して野菜づくりのプロではないのですが、何か特別な感覚を覚えました。
大袈裟ですが、「誰かの命を支える」一端を担えるって本当に嬉しいです。
野菜に感謝です。
鈴木くんから今後ほしい野菜なども教えてもらったので参考にしながら、野菜を作ったり、届けたりしていきたいなと思います。
お金をもらったので「なんちゃってサプライヤー」は卒業して、ちゃんとしたサプライヤーにならなくてはと思いを新たにしたのでした。
値段設定ってとても気を使いますし、難しいなと感じました。それが専門でないとなかなか気後れしてしまいます。
野菜だけで生活費を稼いで行っている訳ではないのでどうしても甘くなります。
野菜づくりにおいて自分には根拠や理論がないので、確固たる軸がないんですよね。
あるのは農薬を使わないで育てようという意志と実行した事実だけです。
もっと野菜についても勉強しなくてはならないなと感じました。
愛情はかなり注いでいるつもりなのですが・・・。
(実は授業の価格設定もかなり悩みます。自分の商品に値段をつけるという経験が自分には圧倒的に足りていないなとも感じます。慣れていかねば。)
きっと経費からも売りたい価格は算出できるのだろうと思い、もう少し経費を意識しながら野菜を作ってみようと考えるきっかけにもなりました。
売り上げたお金で次はなんの野菜を育てようかワクワクしております。
貴重な経験をさせていただいた1日となりました。
最後まで読んで頂きありがとうございました!