お洒落番長イズム? My Opinions About Fashonista.
初夏に向かい緩やかな日差しになってまいりました。今回日刊かきあつめのテーマは #リクエスト回 。お題をかき集めメンバー皆様より頂きました。で。私は図々しくも絶世の美女である彩音さんから頂いたお題「おしゃれ論」を選んでみた。私鈴木乃なんぞがおしゃれに見えると書いて下さっていたので・・汗
◆3度の飯よりも好きなファッション
私にとっては何と3度の飯よりも好きであるファッション。その情熱は驚くべきものである。とにかく、情報を集めるのが好きなのだ。好きこそものの上手なれ、とはまさにその事を示すのか? また、流行りものには目が無い。海外情報も欠かさずチェック。中でも最近は流行の韓流華流モノも。いまはネットの時代。インスタは勿論、gettyでもセレブのおしゃれスナップをスクロールし続ける。サブスクリプションという有難いシステムのおかげでティーン誌もメンズファッション雑誌も読み放題の時代到来。もう天国!一応、私はセミカメラマンなので写真自体みる事が好きな性分は関係しているかも知れない。ただ私の場合は、異常値を叩くくらいのオタクである。反面教師に該当するかも・・(猛省)ファッションビクテム!?として若い頃、周囲によくギョッとされていた。
◆ワールドワイドな情報 映画とパリコレニュース
小学生の頃から、テレビでアイドルの歌番組にハマっていた。また「水曜ロードショー」(日本テレビ(現在は金曜ロードショーに移っている /解説は水野晴夫さん)、「日曜洋画劇場」(テレビ朝日/ 解説は淀川長治さん)海外の映画を見て育った。その影響が強いかもしれない。現在は露出が減ってしまったがウィノナライダー、デビッドボウイと共演デビューのジェニファーコネリー、はたまたフランス代表格の亡きブリジッドバルドーなど。あと「ファッション通信」(テレビ東京)は欠かさず観ていた。毎週30分。パリやミラノ、NYコレクションのランナウェイを大内順子さんの解説をヨダレを垂らしながら観ていた記憶も蘇る。生意気なクソガキである。しかし日本人の少女からすると海外のファッションは真似しづらい。私の身長は低いしストレートヘア、クビレ皆無のずん胴体型。全然似合わない・・お洒落な人とは程遠い。もう完全に目の保養状態である。(海外コレクションは、趣味のお絵描き見本にしていたので、手が届かなくても全く気にしない楽観主義者の私であったのだ・・Haha)
◆遂にファッション雑誌を買う様になる
生まれて初めて買ったファッション誌は、確か高校の合格発表の帰り道に駅のキオスクで購入した「non-no」であった。完全にモノマネ状態だが、何とか今風の外見を作れる様に、段々歳をとるにつれ、一応私も労してなっていく。
◆ケイトモスと海外モデル、グランジブーム
その後「ELLE」と「SPUR」も愛読書になる。海外のスーパーモデルブームに触れる。ケイト・モスの鮮烈なデビューにあやかる。英国人ケイトは、シンディやリンダみたいに完璧なスタイルのモデル達の中では異色な存在。ヒョロリ痩せていて背もそれほど高く無い。コケた頰。つぶらな瞳。観た事無い感じの美人である。ウェイフモデルと呼ばれ、世界を座席するお洒落番長として今も君臨し続ける。日本人にも真似しやすい要素は盛り沢山。
◆イタリア シチリアのルーツ ドルガバ
個人的に、海外のハイブランドの中では私は「ドルチェ&ガッバーナ」が一番好きである。下着ルックとして世界の度肝を抜いた男性ペアデザイナー。イタリア、シチリア地方をモチーフにした作品が多く萌ゆる。何というか日本には無い発想なのだ・・そう言えば、去年流行った「香水」というヒットソングの歌詞にも入ってますね。NHK紅白でブランド名を歌えるのか?という議論が出たのが懐かしい・・ww
◆日本発のハイブランド
日本人デザイナーではイッセイミヤケ、山本寛斎、コムデギャルソン、ヨージヤマモトあたりが有名だろうか?私も好きなのだが詳しい方では無い。ファンの皆様には大変申し訳ない・・ヨージの飛行帽みたいなのは持っていて思い出した時に引っ張り出して被ってるけど。ファッションは遊びゴコロが肝心。
◆ストリートファッションの流行
ハイファッションの裏側では、ストリートファッションブームも同時に起こる。私はロックミュージシャンオタクでもあったので、裏原宿に行って、XgirlやMilkFedのTシャツやスウェットもよく買っていた。
Apeも流行っていて、Tシャツの新作が出ると長蛇の列が出来ていた記憶がある。同級生がわざわざ並んで買ってたよなー。持ってるとプレミアが付くとかで・・ww 時間をかけた甲斐があるのだとか、嬉しそうに語っていたMくんを思い出す。
服にはかなり散財した。高いのも安いのも。ブランドものもノーブランドも。本当勿体無いとは思うけれど。これから後々何かトクする事あるかしらん?
◆アパレル販売員体験記 ファッションのプロ意識?
女子大生時代は、109のカリスマ店員が流行っていた時代でもあり、私もショップ店員にトライ。お客様に、商品である洋服の説明をし購入して頂くお仕事である。私なんぞが偉そうに、お客様を格好良くスタイリングする作業なワケである。夢中になった記憶がある。どちらかと言うと真面目くさった服しか着ない様なド近眼文学少女だったのだが、何故か途中から開眼した・・いや、グレた・・と言うべきか? しかし、自分はパタンナーやデザイナーの勉強はしていないので早めに退却(転職)を決め込んだ。(その後、広告業界にお世話になるのであるが。)
◆私なりの3つのキーフレーズとは?
私の自論。ファッション理論を組み立てる時こう3つのワードで分かり易く、説いている。「キャッチー」「バランス」「オリジナリティ」。老若男女の方にセールスクラークとして一応接客していた経験のある私は、いつもこれをベースに着こなしの提案をする様心がけている。この3つを守ると人間何となくオシャレに・・格好良く見えてくる(痩せて見える!とかねww)・・ま。そうこういいつつも結局は人間中身が大事だよ・・と。。ワタクシ鈴木乃になんて言われたく無いに違いないが・・汗
例えば、所ジョージさんや西田敏行さんなんて、もうその顔のインパクトからして格好良いではないか?あの強烈な印象を与える顔こそが最早、ファッショニスタである。
◆ファッション業界人@日本
広告業界に入ってからはオシャレ好きが高じて、ファッション誌編集者の会に参加する機会もあった。本当、皆さんゴージャスな方達ばかりで、展示会などできちんと買われるらしい。アパレル企業に貢献!うーん、凄い!!そう言えば女性誌の担当者で、ディティールに細かい表現を用いていらっしゃるファッション番長の方がいらして・・女の人なのかなあと思って接していたら実は男性だった!って事もあってビックリした事もありましたなあ。人生は面白いもんです・・。
◆日本のスタイリストブーム
スタイリストブーム到来。私もなりたいなあと憧れたもんです。ファッションフォト、コマーシャルフォトに注目が集まった時期。女性では辻直子さん、大草直子さん、風間ゆみえさん・・男性だと祐真朋樹さん、野口強さんなどがブームを牽引されて来たと思う。またまたコラムが面白いのだよねー。。
◆ファッションの本質って何だろう?
人間をこうも情熱的にさせるファッションの本質って一体何なんだろうと不思議だが、その中でも、Japantimes記者の落合さんの著作は興味深い。
こちらも一理あるのかなあなんて思うのだ。
◆日本人のファッショイズムとは?
若い時は毎日ジーンズで良くても社会に出るとTPOも気にしなければならない。日本人は年齢とともにどういうお洒落を目指すといいのだろうか?ちなみに現在、日本でオシャレだと言われている芸能人ランキングはこんな感じ。
スタイリストが選んだ編:
納得感あるある・・!お洒落と評価の高い人は頭良さそうな人が多い気がする。いや値段かなー?? オーダーメイドもあるもんね・・奥深し・・汗
◆ブックインブック!!
私はセレブリティのファッションBOOK IN BOOKオタクで、相当数所有している。(雑誌の別冊版みたいな本の事)衣食住、プライベートなど人生の参考になるお話が沢山!彼女、彼らは毎日を丁寧に送っているのだなと率直に伝わって来ます。最近私が気になったオシャレ番長の本をレコメンド!今回は敢えての女性オンリーです!
①萬田久子さん
日本一のお洒落番長!とランクする方も多い。こういう風に歳をとって行きたいなあと女性の憧れの存在である。萬田さんは大女優でもあり、ミスユニバースのご出身で背が高く、何を着ても様になるのだが、それだけでは無く・・こう生き方が格好良いと言うのでしょうか?料理や育児、恋愛に関しても勉強になります。
② 大塚寧々さん
カメラマン志望だったという寧々さん。そこからして親近感を勝手に持っていた私、鈴木乃はデビューした頃からファンで注目していた。美形な彼女はテレビに出ずっぱりで最近も刑事ドラマに出演していらしたが、身長が156cmとそんなに高く無い事実に気付く・・それでこの着こなしなんですかっ?んギャッモデルさんだと思ってました・・えっ?マヂ?びっくり!内面から出るそこはかとない魅力・・旦那さんの田辺誠一さんのページもあって仲睦まじい夫婦生活も垣間見れる。
③ ローラさん
テレビのバラエティに出る方達の服装ってカラフルで突拍子もない印象がある。
ローラさんの場合は、その面白さに色っぽさも同居していて、ついつい見入ってしまう。ハーフタレントの方は色使いや見た目柄の華やかな方が多く着こなしの参考になる。こういう組み合わせもあるんだよなーと・・目から鱗が出る。女性タレントさんだと、マギーさん、マリエさん、ダレノガレ朋美さん、道端ジェシカさん等も素敵ですよー!
番外:本当に外国人編 ロージー・ハンティントン・ホワイトレイ
典型的な「プレイボーイ」のピンナップガールであるロージー。ダイナマイトボディ迫力ありますわあー。旦那さんがシブい大人のアクション俳優ジェイソン・ステイタムで、年齢の割には大人びたロージーの魅力満載。日本では、甘いルックスのミランダ・カーの方が人気者でCM出演も果たしたが、色っぽい系美女は欧州では人気がある。向こうの文化を知るにはうってつけの一冊。
◆クーガー怖い? 外見と中身のバランス 巨匠も語る
世界を代表するスーパーモデル達が出演する下着メーカー「ビクトリアズシークレット」のショーは、ゲストも豪華で世界ではいつも注目されている。
そう言えば、会社でリップグロスのお土産を一律貰った事あるんだけれど「うーん、自分の方が食べられちゃいそうだよー」と隣のオヤジ社員がポツリと本音を漏らしていた・・Umm..確かに・・強そうです。彼女達180cmは有にありますし・・ww 肉体美を保つべく毎日筋トレされているそうです。オヂサン腰が引けてますってばwww 外見をひたすら美しく磨いて洋服を着こなすゾーンの方々。
「結局、洋服は人間には勝てないんだよなあ。あくまでも人間が主役ですから」という意見もあるんですがな。靴デザイナーで有名なクリスチャン・ルブタンも仰ってます。巨匠ルブタン様は、クレイジーホース(舞台)のショーダンサーにモデルを頼んだりしている。まあ一つ覚えていて下さいな。
ファッションを語り出すと本当止まらなーいっっ!長くなっちゃったよww まだまだネタは尽きないけれど、このへんで締めくくりとします。こちらを読まれた貴方のファッショイズムに・・何らかの楽しい発見が有ります様に。。
( ◠‿◠ )
Textby: SuzukinoAyako 鈴木乃彩子
編集:円(えん)→
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