最近、電子ピアノを始めたから科学的に効率のいい練習法を考える「バラバラ練習法」
実験
はじめに、ある実験を紹介します。
ピアノで新しい曲を速く正確に引くために、実験参加者は合計8曲を方法1と方法2で練習してもらいました。
方法1・・・一曲ずつ正確にマスターする。
方法2・・・バラバラに各曲を練習する。
一見すると、方法2は非効率的に見えますが、結果はまるで逆でした。
なんとバラバラで練習する方法2のほうが、正確に速く弾けたのです。
おもしろいのはここからでして
ピアノのテスト前に実験参加者にどちらの練習法が効果が高いか予想してもらいました。
すると、ほとんどの人が方法1の方が効果があるだろうと答えていたのです。
しかし、実験結果は方法2のバラバラ練習の勝利です。
直感に反しながらも効果がある。それがバラバラ練習です。
参考にした実験はこちら
で、ここからが私の個人的な考察です。現実的な練習法を考案します。
上記の実験から押さえておくべきポイントは恐らくこれです。
一曲ずつ練習するのではなく、複数の曲を並列しながらランダムに練習する。
さらにここから踏み込みまして
一つの曲も初めから最後まで流れに沿って練習するのではなく、小節ごとに区切ってしまい、それすらもバラバラに練習すれば効果があるのではないか、ということです。
さすがに小節ごとに区切るのはやりすぎかもしれませんが
最低でも、複数の曲を平行して練習するのは効果がありそうです。
練習中の曲たち
さて、複数の曲を平行するには、まず練習曲をたくさん集める必要があります。
練習候補曲としていくつか参考程度にのせておきます。
1.月光 第一楽章
2.エリーゼのために
3.ノクターン
4.トロイメライ
5.亜麻色の髪の乙女
6.ジムノペディ
7.アラベスク 第一楽章
8.愛の夢 第三番
9.乙女の祈り
そのほかブルグミュラー各曲などなど...
それと、こんないい曲もあるよ!と教えていただくと、喜びでむせび泣きます。
今回はクラシックばかりでしたが、好きな曲ならなんでもいいと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回は実験をもとに練習法を考えてみました。
いろいろと調べてから情報発信はしていますが、間違っている可能性も十分あります。
各自でも調べて、自分が納得のいく方法で練習してみてください。
ちなみに私のピアノの実力ですが、超初心者です。
ですが、練習すればするほど上達が実感できるので現状でも満足です。
自分が好きな曲を、好きなように弾けたら、それだけでとても素敵なことだと思います。
それでは楽しい音楽ライフを!
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