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VRC PIXELART EXHIBITIONの振り返り等
こんにちはこんばんわ!
本記事は「表ドット絵 Advent Calendar 2024」の4日目の記事になります!
開催してくれたヶ゚さん、企画ご苦労様です!
平行してヒサシさんが企画されている「端ドット絵 Advent Calendar 2024」も開催されておりますので、興味のある方は併せてご覧になってみて下さい!
・はじめに……
初めましての人は初めまして、凉木コウと申します。
普段はこのようなPIXELARTを描いたり……
#pixelart #indie_anime #ドット絵
— 凉木コウ (@suzukikou210822) November 1, 2024
被検体 pic.twitter.com/YKlw025kqV
3DCGでVRChatのワールドを作ったり、VRChat向けの3Dモデルの制作をしたり……
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なんか色々やってます……どうぞお見知りおきを……
・VRC PIXELART EXHIBITIONについて
この記事では、2024年6月28日にVRChat内にて公開いたしました、総勢64名のPixelArtist達による合同展示会場「VRC PIXELART EXHIBITION」の振り返り記事を書いていきたいと思います。
お待たせいたしました!#VRC_PIXELART_EXHIBITION を公開いたしました!
— 凉木コウ (@suzukikou210822) June 28, 2024
心行くまで、PIXELARTの世界を楽しんでいただければと思います!
鑑賞の際に一つだけ注意事項がある為、ご確認いただけると助かります!
注意事項やWorldLinkはスレッドに記載しております!#VRChat #VRChat_world紹介 pic.twitter.com/rf4vz85wke
VRC PIXELART EXHIBITIONを知らない人の為に軽く説明をさせて下さい。
この企画は、Direction、World制作補佐として私、凉木コウ。
メインのWorld制作担当として、Kakulityさんの二人で企画運営を行い、VRSNSのVRChat上にて発表したドット絵の合同展示企画になります。
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VRChatや企画の概要を深掘りした内容は最初に参加者を募集させていただいた時の記事に細かく書いておりますので、もし興味があればそちらも併せて読んでいただければと思います。
EXHIBITIONを振り返る内容という事で、今回運営として共に頑張ってくれたKakulityさんをお呼びして対談しながら一緒に振り返っていけたら良いなと思います。
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ということで、Kakulityさんよろしくお願いします!
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よろしくお願いします!
・EXHIBITIONをやってみてどうだったか
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EXHIBITIONを公開してから大体半年くらい経ちましたけども、実際やってみてどうでした?
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サポートありきではありますけど、ちゃんと完成させられたのでそこは本当に良かったなと思いましたね……。
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同感です。なんせ初めての試みでしたからね……本当に完成まで持って行けて良かったです……。実際最後まで気が抜けない状態でしたからね……。本当にお疲れ様でした!
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お疲れ様でした!
あとはそうですね。色んな人にPIXEALARTの世界を知ってもらいたいという狙いが元々あったと思うんですけど、このEXHIBITIONの影響で色んな人がPIXELARTに興味を示してくれたり、実際に描いてみてくれたりという呟きが沢山観測出来たので、そこは狙い通りに型がハマったようで良かったですね……!
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色んな方が感想を呟いてくれてそれを見て本当にやって良かったなと思いましたよね。
もう一つの狙いでもあるVRChatをやったことのない人達に対するアプローチというのもある程度上手く動いてくれたようで、これを機にVRChatに触れてみたという人が結構いたのも嬉しかったですね!
・World制作時に意識したこと
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それでは次の話題にいきまして……。
今回メインでWorld制作の方をしていただきましたけど、その時に特に意識したこと等は何かありましたか?
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そうですね……今回の展示会はやっぱり皆様の作品がメインなので、なるべく作品に目が行きやすいような造りにしつつ、長時間滞在しても辛くならないような、そんな空間造りを心掛けましたね。
過ごしやすさという点は今回かなり意識していて、どれだけその空間にいられるかというのは、そのまんま作品をどれだけ見て貰えるかという事に直結すると思っているので、その為に今回色々試行錯誤しましたね。
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確かにそうですね。
やっぱり今回は皆さんから寄稿していただいた作品がメインの展示会でしたからね。
実際完成してみて、World全体の配色や配置するオブジェクトや会場の構造、そのどれもが作品を引き立たせるような造りに出来ていたんじゃないかなと思います。
尚且つ、過ごしやすさという点においても皆さんの感想などを見た感じ、長い人は2~3時間は滞在していたりと、ちゃんと長時間滞在しても辛くならない過ごしやすい空間になっていたのかなと思いますね!
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皆さん作品を楽しみながら思い思いの時間を過ごしてくれていたようで本当に良かったですね……。
・EXHIBITION完成までに苦労したこと
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次はお互いに苦労した事なんかを話していければなと思いますが、Kakulityさん如何でしたか?
これは大変だったという所など何かあれば。
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私の場合は、Worldの軽量化の部分でしたでしょうか……。
先程話した内容にも通ずる所があるんですけれども、やはり快適に過ごして貰うという点ではどうしてもWorldの軽量化というものは必要になってくるので、クオリティは維持しつつも、表には見えない部分を削ったりだとかで結構苦労しましたね。
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作品を見てる最中に重たくなっちゃうとか、そういうのは困りますもんね。VRだと特にね。
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そうそう……。
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ただ最終的には良いバランスに出来ていたとは思うので、苦労の甲斐はあったんじゃ無いかと思います。
良い仕事をしていただきありがとうございました!
私の方からも一つ挙げるとすると、やはり全てが私達にとって初めての試みだったという事もあって、色んな面においてのキャパシティが全然読めなくて手探りでやるしか無かったことでしょうか……。
私達それぞれの作業量のキャパシティもそうですし、一番は「どれ位作品を飾ったらどれだけWorldが重くなるのか」という所が全然読めなかったので、それもあって公募も突然に締め切る形になってしまったのが申し訳無かったですね。
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思いの外沢山の方が参加してくれたのも正直ビックリしましたよね……。
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本当にそうですね……。
無名も無名の企画だった事もあって、私は公募してるだけでは人は集まらないだろうなと踏んでいたんです。
だからこそ色んな人にこちらからも声掛けさせていただいたんですけど、思いの外皆さん前向きに検討して下さって非常に驚きました&嬉しかったですね……。
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本当に感謝感謝ですよね。
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ね。皆様、本当に参加いただきましてありがとうございました。
本当はもっと声を掛けたい方も沢山いらっしゃいましたし、公募の期間もちゃんと設けたかったんですけれど、初回なのでね……大目に見て貰えれば幸いでございます……!
ただ、1回目を終えて全て手探りだった部分が大体分かってきましたので、次はもっと参加人数も増やせると思います。
第2回VRC PIXELART EXHIBITIONが開催された際には是非とも参加をご検討いただければと思います。
よろしくお願いいたします!
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よろしくお願いいたします!
・次回はこうしたい等の話
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最後に、次回EXHIBITIONを開催する際に次回はこうしたい、改善したい等の話をして終わりにしたいと思います。どうでしょうか。何かありますか?
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改善という点で言うと、どうしても我々の専門分野以外の部分のクオリティを上げきれなかった所でしょうか……。
時間が無かったというのもありましたけど、そこは次どうにかしたい部分ではありますね……。
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確かにロゴや告知のフライヤー等、要はデザインの分野でもうちょっと何とか出来たんじゃ無いかというのはありましたね。
まあただ、そこら辺に関しては次回運営陣も増員してやっていく予定ではありますので、もう少しクオリティの向上は図っていけるんじゃないかなとは思っていますね……!
あともう一つ前向きなこうしたい系の話で言うと、もう少しWorld全体の構造や導線を凝った物にしても良いのかなっていうのは思いましたかね。
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ね。展示作品がメインではあるので、作品に集中して貰えるように今回は意図して単純な構造にしたのはありますけど、もう少し頑張ってみても良かったのかなとは思いましたね……。
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恐らくこの先も作品がメインというのはずっと変わらないので、建物に入ったら作品に集中できる環境作りというのはそのままでいいと思うんですよね。
ただ、そこに行き着くまでの導線なんかでWorld自体の魅力なんかも出していけるような構成に出来たら面白そうですよね!
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そうなんですよね!
実装の時間が無かったのもあって今回は出来なかったんですけど、プレイヤーが街の中から美術館に行くっていう導線を入れたりしたいな~とかも思っていたので、次回は是非そういう演出も入れたいですね。
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いいですね……。
やっぱりVR空間というのはHMDを被ると本当に自分がその世界に入ったかのような没入感の高さを味わえるのが売りですし、そういった美術館に行くまでの導入なんかをもっと作り込めば没入の質も間違いなく上がると思いますので、そういう面でも次は体験の質の向上を目標に頑張ってみたいですね……!
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ですね……!
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ということでお話はこれ位にしまして……次回のVRC PIXELART EXHIBITIONも頑張りましょう!
お疲れ様でした!
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お疲れ様でした!
・VRと展示について
最後に、VRで展示をするということについてお話して終わりにしたいと思います。
長くなってしまいましたが、もう少しお付き合いいただければ幸いです。
VRで展示をするということには実は結構沢山のメリットがあります。
例えば、リアルで展示を観ようとするならまず現地に足を運ばなければなりませんが、VRならばインターネット環境とPCがあれば全世界どこに居ても、誰でも家に居ながら皆と同じ体験をすることが出来ます。
また、鑑賞をする際にも周りの目を一切気にする必要が無いというのも大きいメリットだと思います。
友達と談笑しながら、作品について語り合いながら鑑賞することも出来ますし、お気に入りの作品を見つけた時に気の済むまでその作品の前に居座って鑑賞することも出来ますし、なんなら眠たくなったら会場で寝ることも出来ます。
次にクリエイター側の目線にはなりますが、個展を開くという機会がある際に、リアルですとギャラリー側にクリエイターがお金を払って展示をさせてもらうという場合が多いのではないかと思います。
しかしVRの場合は自分で個展を開きたいとなった際に、本人の頑張り次第ではありますが、現状お金を掛けずに個展を開くことも可能です。
また、現実のギャラリーを借りて個展をする場合はどうしてもその建物の間取りに沿って展示をするしかありませんが、VR空間となればその人の思い描く自由な間取りを自分で考えながら制作することが出来ます。
それにVR空間なら自由な間取りに加え、自由なライティングだったり自由なエフェクトだったり、自由な演出だったり、それらを全て含めた自分の作りたい空間が作れます。
更に、リアルですと場所を借りて展示をする関係上、開催期間を設ける必要が必ずあるかと思いますが、VRでは現実に場所借りて展示をする訳ではありませんので、開催期限を設ける必要も無かったりします(望むなら24時間365日間、ずっと開催することが出来ます)
如何でしょうか。興味……出てきましたでしょうか……?
勿論、リアルでの展示にはリアルでの良さというのがありますが、VRにもVRの良さがあります。
もしもこの記事を読んでVRでの展示に興味を持ってくれた人が居るなら、是非とも自ら足を運んで体験してみていただきたいです。
こちらの記事に、VRChatを始めてからVRC PIXELART EXHIBITIONの会場に行くまでのガイドを記しておりますので、もし興味があれば是非とも体験してみて下さい。
PCが無くて体験したくても出来ないという方の為に、今回のVRC PIXELART EXHIBITIONを撮影した動画を貼っておきます。
動画だけではHMDを被った時のVR特有の没入感を感じるのは難しいのですが、雰囲気だけでも感じてくれれば嬉しいです。
と……いうことで、ここまで読んでいただきありがとうございました!
最後にはなりますが、皆さんの今後の人生の選択肢の中に「VRの世界」という選択肢が加わる事があれば非常に嬉しく思います。
それでは、またどこかで。