独立しようかどうか、迷っている人へ
こんにちは!
「ハーモニー経営」学びの庭ひまわりのけーさんです🌻
いつもお読みいただきまして、本当にありがとうございます(^^)
教室のクリスマスツリー、今年も点灯しました!
「わあ〜、キレイ!」
「ママ、インスタにアップ、お願い!」
などなど、生徒さんの歓声が聞けて、嬉しいです✨
さて、私の元には、全国のピアノの先生方から相談が寄せられます。
その中でも多いのが、
「独立しようかどうか、迷っています」
というものです。
「ピアノの先生で、独立って、どういうこと?!」
っていう方のために、ちょっと、説明しますね。
ピアノ教室には「組織の音楽教室」と「個人教室」があります。
「組織の音楽教室(大手音楽教室さんを含む)」に勤める先生は、いわゆる「OL」または「パートタイマー」さん。毎月決まった給料をもらって、仕事をします。
生徒さんなどは会社が集めてくれますので、比較的安定していますが、自由はききません。
「もっと、こんなレッスンがしたい!」と思っても、会社がNO!と言えば、それまで。基本、会社の命令には逆らえないんです。
だから「独立して、思いっきり、好きなことやりたい!」という人が、結構いらっしゃいます。
中には音大を出たあと、接客業など、音楽以外の仕事をしていた人が、独立してピアノ教室を開くケースもあります。
いずれにしても、「しばられたくない。好きなことやりたい!」が動機の場合が、ほとんどです。
そして・・・めでたく、独立しました!
ところが、その後を見ると、上手く行く人と、行かない人がいます。中には、再び組織に戻ってしまう人もいます。
独立して、上手く行く人、行かない人。
その差は、一体、何でしょう?!
私は最近、そのことがわかりました。
「独立して上手く行く人は、独立しなくても上手く行く」
です。
一般的には「独立に向いている人と、向いていない人」がいると言われていますが、私は、それに違和感を感じています。
独立しなくても上手く行く人が、独立しても上手く行く。つまり「どこでも上手く行く人と、どこでも上手く行かない人」がいるだけだ、と気づきました。
上手く行かない人の特徴は「不平、不満」です。
「上司が悪い」「会社が悪い」「社会が悪い」
こんな調子で、独立して上手く行くでしょうか?行きませんよね。
独立したところで、「生徒が悪い」「保護者が悪い」「地域性が悪い」と、不平不満のタネを探しまくるに決まっています。
反対に、組織でとても上手くやっている人が独立すると、やっぱり、上手くやれます。
「コップの水」を、想像してみてください。
組織というコップで、存分に仕事して周りから感謝された人は、コップから水があふれています。
その、あふれた分が、独立したときの、お客さんの数です。
私の場合、20年間学校の先生をやってきましたが、常勤で最後に勤めた学校(石川県珠洲市の中学校)の校長先生から言われました。
「この学校に来てくれてありがとう。あなたには、辞めて欲しくないな」
このお言葉で、「ああ、学校の先生として、やり切ったんだな」と思い、独立を決心しました。
独立していいのか、どうなのか。
「辞めて欲しくない」
そう言われた人は、辞めていいです(笑)
今日も最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。