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ブログとは?ブログの定義、決めていますか?
「ブログ」の定義は、十人十色だと思う鈴木ですが、自分の中で「ブログとは?」という問いに対しての定義って決めていますか?
最近は、「ブログ=副業」という人が増えてきていますよね。
副業でコンビニや飲食店でバイトをする人もいますし、ネットを使ったものならウェブライターをしたり、クライドソーシングを使って行っている人もいます。
コンビニとは?と聞かれた時に「24時間もしくは早朝から深夜まで営業している日用品や食品を販売していたり、公共料金の支払いも出来る便利なお店」というような感じで説明出来ると思います。
ウェブライターとは?と聞かれた時も「ネット上の媒体(メディア)を運営している依頼者から依頼された文章を書く仕事」というように説明出来ると思います。
ではブログとは?と聞かれた時に、明確に答える基準を持っている人ってどれぐらいいるのかな?と思うんです。
例えば前提条件を加えると答えられる人は多いと思います。
(副業を含め収益化を目指す)ブログとは?と聞かれたら「記事を書くことによってAdSenseやアフィリエイトで収益を目指すWEBメディア」というように。
でもコンビニやウェブライターは前提条件をつけなくても概ね同じ認識な人が多いのに、ブログの場合は前提条件をつけないと答えられないというのも妙な感じがしませんか?
それなら素直に
AdSense(アドセンサー)
アフィリエイト(アフィリエイター)
と名乗ればいいと思うのですが、なぜかブログ(ブロガー)と名乗る人が後を絶ちません。
僕はブロガーと名乗るのをやめて、基本的にはアフィリエイターと名乗っています。もっとも最近は僕の中で定義する「ブログ」を作っていないからということもありますが。
前置きが長くなりましたが、ただ「ブログとは?」と聞かれた時、あなたならどう答えますか?
日記と答える人もいれば、ウェブログと答える人、アフィリエイトやAdSenseで稼ぐもの、いろいろあると思いますが、明確な定義を持っている人は本当に少なく感じます。
共通認識は非常に大切
言葉って難しくて、共通認識を持っていないと全く違う意味合いに捉えられてしまうことがあります。
例えばあなたがそれほど親しくない人に
「ブログ書いているんだ~!」と言った時に相手はどう捉えていると思いますか?
A:アメブロ等で日記みたいなもの書いてるのかな…
B:副業かな…
僕の経験上はAが圧倒的です。
お互いに確認しないまま話を進めていけば、話が噛み合わないのは当然ですよね。
日常の中でもこんなことがありました。
ある駅で友人と待ち合わせの約束をしていた時のことです。
僕は改札を出たところで待っていたのですが、友人は改札の中で待っていて、遅いな…ということでX(旧Twitter)のDMで連絡を取って会うことが出来ました。
友人同士でも認識がずれることは往々にしてあります。
共通認識って大切ですが、「ブログ」という言葉はかなり人によって解釈が異なるものだと思います。
駅での待ち合わせなら「改札内・改札外」という言葉を足せば、対応出来ますが、ブログで収益化出来るということを知らない人にとっては、「ブログとは?」と聞かれて「副業のこと」なんて言われても全く意味が通じないことです。
僕が考える「ブログとは?」
前置きが非常に長くなりましたが、僕が「ブログとは?」と聞かれた場合、下記のように今まで答えていました。
・時系列で記事が並ぶ
・1記事完結が基本
・文章がメインで補助に画像や動画や音声
上記のように表現されているウェブサイト
ブログのトップページでカテゴリー別に分類していてもカテゴリー内では時系列で記事が並ぶ場合も含めます。
ただここ最近は下記のように定義に改めるべきかな?と思い始めています。
属人的(属社的)な文章・記事で成り立つウェブサイト
属人的(属社的)とは?
ここでも属人的(属社的)という言葉の共通認識に齟齬が生じる可能性があるので、説明しておきます。
一般的に「属人的」とは仕事上でよく使われる言葉で、特定の人に依存していたり、その人にしか出来ない仕事というような意味合いで使われます。
それと似た意味で、ブログを書いている人の人格が前面的に出た、その人ならではの表現・書き方・着眼点がある文章・記事で成り立つのがブログじゃないのかな?と思い始めました。
「属社的」は、人から会社・法人・集団に変わった場合です。
ウェブライターが書いているウェブメディアでも、ウェブメディアによって「トンマナ」が決められていて、属社性が出ることがあります。
編集者・ディレクターが入れば、その人の好みで変化することもあるのである意味属人性・属社性が出てきます。
言い換えると属人的(属社的)がないものは、ブログじゃないと思うようになりつつあります。
逆に属人的(属社的)ではないウェブサイトは?と思うかもしれませんが、例えばECサイト(amazonや楽天等)は、商品が中心なので属人的(属社的)とは言えないと思います。
他にも情報サイト・カタログ型サイトと呼ばれるサイトは情報がメインとなるので、表層的には属人的(属社的)はないように見えます。
属人的(属社的)なサイトとSEO
ここ最近、SEOにおいて「オリジナリティ」が大切!という意見が多く見られます。
検索結果上位を目指すにあたり、ありきたりな情報だけでなく、独自の情報・独自の視点が大切というように言われています。
独自の情報・独自の視点、まさに属人的(属社的)なことではないでしょうか?
ただ反面、検索する人が求めているのは「答え」のみで属人的(属社的)な余分な前置きは不要とも言われていることもあります。
人それぞれの考え方があって、面白い部分です。
ただ個人的には、検索結果で知らないウェブサイトを見た時に、それが個人が書いているブログなら、その人はどんな人なんだろう?と考えて、どういう人がプロフィールページを探すことも多いです。
あなたのブログの定義は?
Googleでブログとは?と検索してみると、下記のように説明されています。
ウェブ サイトの一種。ホーム ページが簡単に作れるシステムで、日記公開や他からの意見の交流に使う。
ブログの定義を自分で考えた言葉で定義をするって、大切なことのように思えます。
ただ書くのが好きでブログをしているのなら好きに理由は必要ないので、ブログという定義は不要に思えます。
ただそれ以外の理由でブログの定義をすることで、ブログへの自分自身のアプローチも変わってくるのではないでしょうか?
例えばブログの定義を「収益化のためのツール」という考え方なら、読みたくないな…と思いませんか?
僕なら読みたくないな…
X(旧Twitter)で「ブログは」で始まるポストで、どう考えても「収益化のためのツール」という考え方にしかたどり着けないことを書いている人が多く感じる今日このごろです。
ブログとは?
あなたにとって何ですか?