
指定管理者と中古ドメイン
今日はちょっと真面目な話題です。
公共施設の維持管理に指定管理者制度を使っている自治体はかなり多くなってきています。
ただこの指定管理者制度が中古ドメインの問題になっていく可能性が非常に高いことを知りました。
鎌倉文学館の公式サイトの閉鎖
鎌倉市でそこそこ人気の観光スポットで「鎌倉文学館」というところがあります。
ドラマなどのロケ地としてもよく使われていました。比較的最近だと「霊媒探偵・城塚翡翠」「ミステリと言う勿れ」などで使わてています。
『霊媒探偵・城塚翡翠』第2話🔮
— 日曜ドラマ『invert 城塚翡翠 倒叙集』/『霊媒探偵・城塚翡翠』【公式】 (@hisui_ntv) October 21, 2022
10月23日(日)夜10時30分放送‼️📺
/
2話の舞台“水鏡荘(みかがみそう)”
の外観&内部の写真を紹介✨
\
“水鏡荘は、香月(#瀬戸康史)と親交のある大御所推理作家・黒越(#阪田マサノブ)の別荘🏠屋敷の中にある鏡に🪞“青い目の白人女性”の幽霊が…⁉️#清原果耶 #城塚翡翠 pic.twitter.com/iduPZyDlSL
昨年の大晦日に投稿した写真、
— 【公式】ミステリと言う勿れ〈9.15(金) ROADSHOW 〉 (@not_mystery_) January 24, 2022
正面からの絵はこの2ショットでした#ミステリと言う勿れ#菅田将暉#永山瑛太#我路 pic.twitter.com/L2xjlvFqkQ
古い建物なので、2023年4月1日から2027年3月31日まで改修工事が行われるため、この期間は公開は中止されます。
それと同時に鎌倉市の施設管理者の一覧から「鎌倉文学館」の名前が消え、「鎌倉文学館」の公式サイトも消えました。
下記がそのURLですが、クリックしても当然表示されません。
http://www.kamakurabungaku.com/
公式サイトが消えたことを知らなかったのですが、ある人から教えてもらい、どうして消えたのか調べたところ、指定管理者が公式サイトも管理していたので、指定管理者でなくなったことで、公式サイトも消えました。
ただ鎌倉文学館のドメインは現時点では「公益財団法人 鎌倉市芸術文化振興財団」が管理しているので、すぐに放出はされませんが、今後放出する可能性もありますし、管理をしっかりしていない自治体なら指定管理者がそのまま放出する可能性は十分にありえます。

とりあえず「空き次第お知らせ」には登録してメール通知を待っていますw
多分、オークション形式になって高くて取得出来ないだろうけど。
指定管理者を追っていれば放出される中古ドメインは予想出来る
つまり指定管理者を追っていれば、放出される中古ドメインは予想出来ます。
実際にお名前.comの中古ドメインを見ると、指定管理者が外れて放出したドメインをいくつか発見出来ます。

22世紀の丘公園の旧ドメイン、令和5年度で指定管理者が変わったようです。
指定管理者制度がかなり浸透した結果、中古ドメインは映画のドメイン並みに今後は放出されていくものと思います。
映画のドメインと違い、公共施設への被リンクはかなり良質であり数も膨大なので、うまく使えば非常に検索結果上位に上げることが出来ます。
アフィリエイトサイトとして使われる分にはまだマシで、詐欺業者などがうまく使えば大きな問題になると思いませんか?
市が管理している公共施設だから、信用する人は少なくないと思います。
人気の公共施設で放出して間もない期間なら、勝手に予約システムを入れて事前決済でクレジットカード決済させれば、クレジットカードの情報を抜くことは簡単でしょう。
自治体は指定管理者制度における公式サイトの規約を作って欲しい
各自治体は指定管理者制度において公式サイトの運営も任せるのであれば、ドメインに関する規約も作って欲しいと思います。
もしくは、基本となるドメインを作り、各施設にはサブディレでもサブドメインでも良いので貸出方式にして運営してもらえれば、中古ドメインとして放出される可能性も限りなく低くなりますし、ドメイン更新料も無くなり、税金の投入も安く済むと思います。
というか、この方式が一番安心でコストも減ると思いませんか?
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?