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SEOとは?SEOの基本まとめ

SEOの基本は?と聞かれた時に人によって答える内容は様々ですが、僕にとってSEOの基本とは何かと言えばこの3つです。

  • 検索エンジンに対して何が書かれているか、何のサイト(ブログ)かきちんと伝えること

  • 人に伝えることを意識すること

  • 検索クエリに対して検索意図を理解した上で必要な情報および欲しい情報を提供すること

上記の3つについては詳細は各記事をご覧ください。

ただ、そもそもSEOとは何なのか?これも人や説明しているサイトによってかなり異なります。

SEOとは?

(僕が考える)SEOとは、Search Engine Optimizationの略称であり日本語にすれば「検索エンジン最適化」を意味する言葉です。
検索エンジンが理解しやすいようにウェブサイトおよびその中のコンテンツを最適化していくことです。
その結果として検索結果の上位に位置づけられるようにすることも含みます。

では他に「SEO」とは何か、どう解説しているか見ましょう。

SEO(検索エンジン最適化)とは、ユーザーが求める高品質なコンテンツを自社サイトで提供し、検索エンジンに見つけてもらいやすくすることです。SEO をうまく行うことで、あなたの事業に関連する検索が行われたとき、検索結果に自社サイトがより頻繁に表示される可能性を上げることができます。

SEO と PPC の違いとは - Google広告

上記はGoogleが公式に書いている「SEOとは」に対する回答です。
続いて2024年7月6日10時に「SEOとは」でGoogle検索した時の検索結果トップ3の内容を1位から順に紹介します。

SEOとは「Search Engine Optimization」の略称で日本語にすると「検索エンジン最適化」といいます。

具体的にはWebサイトの内容を、Google等の検索エンジンに理解しやすいように最適化すること、検索結果に表示させることで自分が伝えたい情報をユーザーにきちんと届けられるようにすることです。

【2024年版】SEOとは?基本と初めにやるべき具体策5つをわかりやすく解説 SATORI

検索エンジンからサイトに訪れる人を増やすことで、Webサイトの成果を向上させる施策のこと。特定のキーワードで検索された場合の検索結果で、自分のサイトのページを上位に表示させるように、ページやサイト、さらにサイト外の要因を調整することが多い。

SEO とは 意味/解説/説明 | Web担当者Forum

SEOとは「検索エンジン最適化」を意味する、Search Engine Optimizationの略称です。
Googleをはじめとした検索エンジンのランキングで上位表示を行うことで、検索結果からの流入や売上、リード獲得などを大きく増やすことが可能です。広告枠は対象とせず、それ以外のオーガニック検索(自然検索)枠からの流入の量や質を改善することをSEOと呼びます。

【最新版】正しいSEOとは?5つのSEO対策とチェックリスト - ミエルカマーケティングジャーナル

GoogleおよびGoogle検索1位の説明では、検索エンジンに見つけてもらいやすくすること、理解しやすいようにすることを最初に説明しています。

Google検索2位・3位のサイトでは、検索結果に上位表示させることで、サイト(ブログ)に訪れる人を増やすこととしています。

ただここで考えて欲しいのが、SEOはSearch Engine Optimizationの略称であり、Search Engine Optimizationを直訳すれば「検索エンジン最適化」です。

(*エンジンは英語ですが、このエンジンに対する適切な日本語がわからないので、そのまま「エンジン」として使っています。)

つまり検索エンジン(主にGoogle検索)に対して最適化を行うというのが本来の意味でなければおかしいと思いませんか?

だから僕はSEOの基本の「き」とも言えるSEOの最も大切な基本は「検索エンジンに対して何が書かれているか、何のサイト(ブログ)かきちんと伝えること」としています。

そもそも検索エンジンに何のサイト(ブログ)か、何について書いてるのか正しく伝えられなければ、SEOのスタートラインに立つことが難しいと言えます。

それはさておき、Googleの公式な見解と、Google検索の結果トップ3から考えれば、SEOとは下記の2つのことと言えます。

  • 検索エンジンに見つけてもらいやすくすること、理解しやすいようにすること

  • 検索結果に上位表示させることで、サイト(ブログ)に訪れる人を増やすこと

SEOの基本は割と覚えることが多い

SEOの基本について、僕は下記の3つが大切であると書きました。

  • 検索エンジンに対して何が書かれているか、何のサイト(ブログ)かきちんと伝えること

  • 人に伝えることを意識すること

  • 検索クエリに対して検索意図を理解した上で必要な情報および欲しい情報を提供すること

実際にはこれらの基本を覚えるだけでもかなりの量となります。

検索エンジンに対して何が書かれているか、何のサイト(ブログ)かきちんと伝えること

Googleに何のサイト(ブログ)か伝えること、何について書いているのか伝えるために下記のことが基本事項として大切です。

  • タイトルタグ

  • hタグ

  • 画像のALTタグやキャプション

  • 動画なら動画のタイトルタグ

  • リンクの属性(rel="nofollow"等)

出来れば下記のことも行って欲しいことです。

  • URLの正規化

  • サイト内リンク(階層やパンくずリストも含めて)

  • xmlサイトマップや記事一覧などのサイトマップ、feedなどでGoogleに認知を促すこと

既に知らない単語が出てきている人もいるかもしれませんが、最低限覚えていないと検索結果上位にすることは難しいことが多いです。

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人に伝えることを意識すること

SEOは「検索エンジンに見つけてもらいやすくすること、理解しやすいようにすること」と説明しています。

しかしいくら検索エンジンに理解しやすいようにしても、そもそも人が理解しやすい、人に伝わりやすいコンテンツ(文章や写真、図形など)で無ければ人は読んだり見てくれたりしません。

だからこそ、人に伝えることを意識することが基本中の基本として大切です。

何より人に伝える文章というのは実はかなり難しいことです。

X(旧Twitter)を見ていると、なんでトンチンカンなコメントをしているんだろう?と思うことはありませんか?

140文字(サブスク未使用時)で伝えたいことを伝えるというのは難しい部分もありますが、そもそも人は「自分の読みたいように読み、自分の見たいように見て、自分の信じたいものを信じる」ものです。

だからきちんと書いているつもりでも、実際には伝わってないということは割とあります。

またこれもXでよく見かけることですが、コメントでは賛成的・ポジティブなものが多いのに引用コメントだと、否定的・ネガティブなことが多いということがよくあります。

どうしても思想的・その人が育ってきたバックグラウンド的なことがあるので、万人に指示されるものはありません。
それでも伝えたい!ということであれば、丁寧に説明する・伝わるように説明しないと難しいということはわかりますよね。
もちろん伝わらない相手というのは存在しますが。

そして伝えるというのは、何も文章のことだけではありません。
文章よりも写真やグラフなどの図形の方が伝えやすい場合もあります。

少し専門的な話になりますが、Googleが検索結果の順位を決める際に「ユーザー行動」を重視していると言われています。

例えば、検索結果画面でこれなら知りたいことが書いてあるかも…と思ってクリック(タップ)したら、読みにくくてすぐに検索結果に戻ってきたという経験はありませんか?

こういう行動をする検索ユーザーが多ければきっとGoogleは、このコンテンツはあまり良いものでは無いだろう…と判断して順位を下げる可能性があると思いませんか?

このようにGoogleが検索ユーザーが行った行動をチェックしていて検索順位の判断材料にしている言われています。
これはユーザー行動の一例ですが、伝わらないコンテンツ(記事)は検索結果の順位に影響を及ぼす可能性があると言えます。

だからこそ、人に伝わる・人が理解しやすいコンテンツを作ることが大切です。

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検索クエリに対して検索意図を理解した上で必要な情報および欲しい情報を提供すること

検索する時は、単語や単語の組み合わせ、文章を入力しますよね。

検索する時に入力する「単語や単語の組み合わせ・文章」を検索クエリと言います。

この検索クエリに対しての答えが検索結果に並ぶ訳なので、検索クエリに対しての答えとなるコンテンツ(記事等)を用意することは当然です。

だから「検索クエリに対して検索意図を理解した上で必要な情報および欲しい情報を提供すること」は基本的なことであり、重要なことです。

ただし検索クエリに対して、勘違いや思い込みで答えを間違って提供してしまうこともあります。

僕がSEOを学び始めた時に検索意図の話になるとよく紹介された事例があります。今でも有効なものなので紹介します。下記のものです。

「結婚式 ドレス」で検索する人はどんな検索意図があると思いますか?

これは「結婚式のドレスだから、ウェディングドレスを探している」と答える男性は今でもいるのですが、これは大きな間違いです。
実際に検索してみるとわかりますが、これは女性が「結婚式に着ていくドレスはどれが良いか?」「披露宴に着ていくドレスはどういうのが良いか?」という意図で検索をしています。

検索クエリに対する検索意図を理解することは基本であり非常に重要なことです。

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他にもあるSEOの基本

SEOの基本として「き」「ほ」「ん」という3つの文字から3つのことを紹介していますが、3つのこと以外にもSEOの基本として大切なことはまだまだあります。

例えば下記のことがあります。

  • 検索エンジンの仕組みを知る(クローラーのことやインデックス)

  • Googleの初心者向けSEOコンテンツを読み込む

  • 検索アルゴリズムの概要を知る

  • Search Consoleを利用する

検索エンジンの仕組みを知る(クローラーのことやインデックス)

Googleなどの検索エンジンがどうやって検索結果に表示させるサイト(ブログ)を見つけて、どうやって順位付けをしているのか、理解することもSEOの基本と言えます。
Googleが検索結果にランキングするまでの流れは基本的には下記の通りです。

  • クロール

  • レンダリング

  • インデックス

  • ランキング

それぞれの役割をしって、それぞれに適した対応を行うことが必要です。ただし場合によってはかなり専門的な知識が必要になり、SEOの基本とは言えない部分も出てきます。

Googleの初心者向けSEOコンテンツを読み込む

GoogleはSEOに関するコンテンツを数多く出しています。
その中でもSEO初心者には下記の2つは絶対に読んでおいて欲しいです。

英語しかありませんが、出来れば下記のものも1度じっくりと読んでおくこともおすすめします。

品質評価ガイドライン(PDF・英語)

PDFで英語だと読めない!という人もいるかと思いますが、一旦ダウンロードしてから、Google翻訳の「ドキュメント」を利用すれば翻訳可能です。

https://translate.google.co.jp/?sl=ja&tl=en&op=translate より

Google翻訳はあまり精度は高くありませんが、何となくは理解出来ると思います。

プラスして、品質評価ガイドラインの「E-E-A-T」については次に紹介する検索アルゴリズムと合わせて、知っておくことをおすすめします。

検索アルゴリズムの概要を知る

検索アルゴリズムとは、検索結果の順位などを決めるプログラム・ロジックのことです。
200以上の要素があると言われていますが、公開されている情報はありません。ただ過去に流出したと言われるものや世界中のSEOを愛する有志が検証したものが出回っています。
その200以上の要素を大まかに分類すると下記のようになります。

  • The Top 8 Factors

  • Domain Factors

  • Page-Level Factors

  • Site-Level Factors

  • Backlink Factors

  • User Interaction

  • Special Google Algorithm Rules

  • Brand Signals

  • On-Site Webspam Factors

  • Off-Site Webspam Factors

詳しくは下記サイトで記されています(英語)

あくまでGoogleの公式では無いのと絶対に正しい訳では無いので、参考程度に1度目を通しておけば良いでしょう。
ただしいろいろありすぎて、何が重要なのか逆にわかりにくいと思うので、軽く読むだけで、なんとなくこんな感じなんだな...とわかれば良いでしょう。

なお検索結果の上位にするために重要なことはよく変わります。
普遍的なこととしては、基本の「ほ」と「ん」で書いている伝えることと検索クエリに対しての答えを出すということですが、他に普遍的なことは、下記のものがあります。

  • 被リンクを出来るだけ多く集める

  • ポジティブな人気を得る(サイテーションを得る)

  • 情報の鮮度を保ちつつ、長く運営する

  • コンテンツ(記事等)を見てもらった結果、ポジティブな行動を行ってもらう

サイテーションとは、リンクなき言及と言われるものですが、リンクの効果を渡さないリンク(nofollow)も含むとされています(いろいろな意見があります)。
例えばSNSで「○○店はおすすめ!」という人が多ければ人気があると思われますよね。他にも多くのブログで「△△店の味噌ラーメンは絶品」と書いていてもらえれば、リンクが無くても人気が伺えます。こういった好意的なコメントを増えれば、検索順位が上がりやすいということです。

Search Consoleを利用する

Search ConsoleはGoogleが提供している、Googleの検索結果において自分のサイト(管理しているサイト)の掲載順位を確認したり、改善するのに役立つ Google の無料サービスです。
最初は意味がわからないところもあると思いますが、SEOを行う上では必須ツールと言えるので、是非利用するようにしてください。

全部は覚えられない

SEOコンサルタントなどを目指さない限り、上記で紹介してきたことを全部覚える必要性はありません。そもそも仮に一旦全部覚えたとしても、すべてを実践出来る人は存在しません。

特に検索アルゴリズムのすべてや品質評価ガイドラインのすべてを覚えること自体が非常に難しいです。

だからまずは、SEOの基本の「き」「ほ」「ん」を覚えてもらい、その後検索エンジンの仕組みを学び、Googleの初心者向けSEOコンテンツを読み込んでもらうのが良いでしょう。

SEOの基本を覚えた後

SEOの基本を覚えた後は、進むべき方向性で行うことが変わってきます。

例えば下記のいずれを行うのかで覚えるべきSEOや行うべきSEOは異なってきます。

  • 企業のマーケティング担当としての業務としてのSEO

  • 個人事業主・中小企業のマーケティング施策としてのSEO

  • SEOコンサルタントを目指す人のSEO

  • ウェブ制作会社における業務の1つとしてのSEO

  • コンテンツ制作会社における業務の1つとしてのSEO

  • ウェブライターとしてのSEO

  • SEOの研究職としてのSEO

  • アフィリエイター・アドセンサー(ブロガー)としてのSEO

  • 趣味としてのSEO

また上記の中でも下記の場合は条件・状況でかなり異なります。

  • 企業のマーケティング担当としての業務としてのSEO

  • 個人事業主・中小企業のマーケティング施策としてのSEO

担当者は1人なのか複数人なのか。予算はあるのか無いのか、上司の理解はあるのか、課・チーム内での知識の偏りはないか、などなどで方向性がかなり変わってきます。

また運営するサイトの形態でもSEOは異なってきます。
例えば、一般的なネットショップ(Amazonや楽天市場)と複数店舗でネットスーパーを行うネットショップでは、SEOのやり方は全く異なります。
取り扱いアイテム数が数千・数万を超えるネットショップと数十のアイテムのみのネットショップでも全く異なります。

実際に大手のネットショップとネットスーパーのSEOを多少ですが経験した立場からだと、本当に違うものでした。また個人で行うアフィリエイトとネットショップも全くSEOのやり方が異なります。

自分の立ち位置を確認した上で、必要なSEOに対しての知識を持つことが大切です。

このマガジンでは、主にアフィリエイター・アドセンサー(ブロガー)としてのSEO、趣味としてのSEOについて紹介していきますが、それ以外の人が読んでも参考になることを心がけていきます。

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