インバウンドとFromというキーワード

昨日、札幌観光協会が主催するセミナーに参加してきました。

【~WEBでのインバウンド対応できていますか?~ その場でチェック! 対インバウンドWEBノウハウセミナー】

観光施設や飲食店・小売店向け、Webでのインバウンド施策に関するセミナーなので直接僕に関係する内容では無いのですが、サポカンのような観光情報系のサイトを作っている人なら、英語や中国語等に翻訳して、インバウンド向けのサイトにしてみたいという人も多いと思うので、それらのヒントがもらえたら・・・ということで参加しました。

写真の要素は各国で異なる

面白かった話は、SNSを活用しましょう!という話なんですけど、それだけなら、まあどこにでも転がっている情報ですよね。

でも、写真の要素はインバウンドで獲得したい国によって全く違うということを知りました。

例えば上記の函館の観光ポスター、これタイ人にはめちゃくちゃ受けが悪いそうです。

日本人なら、わ~綺麗な風景、行ってみない!と思う人も多いと思いますが、タイ人はこの風景を見て「人がいなくて寂しそうで、お店もあるか分からないから行きたいとは思わない」と思うそうです。

タイってかなりニッチで気にしなくても良いんじゃない?と思うかもしれませんが、

・札幌で宿泊した国別観光客数:約14万人で国別第5位
・北海道で宿泊した国別観光客数:約30万人で国別第5位

となっていて無視出来ない人数なんですね。

じゃあ、タイ人はどういう写真が良いというかと言えば下記のような写真が良いそうです。

人が写っていて、大きさ・スケールが分かるようにするのが良いそうです。

なお参考サイトは、単にGoogleの画像検索で探しただけので意味はありません。

出来ればカップルで行きたくなるように、並んでいるよりも抱き合っている写真が更に良いそうです。

タイ人は自分たち写真を撮るのが大好き(というよりアジア系の人たちは自分たちの写真を撮るのが本当に好きですが)ということで、それが良いシュチュエーションで綺麗な風景だと真似して写真を撮りたくなるそうです。

実際、札幌の大通公園に毎日行っていると、いつも同じ場所で同じポーズで写真を撮っているアジア系の外国人が数組いるんですね。

だからセミナーを受けて

「あ~!!!だから外国人(多分タイ人)でいつも同じ場所で同じポーズで写真と撮る人がいるんだ!」

と納得した次第です。

写真は国別で変更しないと意味が無い

だから人のいない、綺麗な風景の写真をいくら並べてもタイ人向けのインバウンドサイトには適さないことが多く、他にも国によって好まれる写真が異なるそうなので、国に合わせた写真を用意しておかないと、今後は差別化が難しく、しっかりと対象を狙った写真(アイキャッチ)が必要になるということでした。

単に自動翻訳で翻訳機能つけておけば良いという訳では無いそうです。

そしてタイ語というのは日本語のように多くの人が使わない言語だけに、自動翻訳機能を使うととんでもない翻訳になることが多いので、危険であり逆にドン引きさせることもあるからきちんとネイティブな言語を理解している人に翻訳してもらった方が良いそうです。

まあ、英語ですらたまにドン引きさせる翻訳をしますからね、Google翻訳とか。

他にもいくつか参考になる事例があったのですが、後はサイト設計・アフィリエイト関連・AdSense関連の内容になり有料となります。

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