ママ友が東京都北区長選挙に立候補した話 1
ある日、ママ友が東京都北区長を目指すと宣言した
もともとは、面白いマンガを紹介するためにアカウントを作ったnoteだったのだけれども、色々あって（要は三日坊主で）全く書かなくなってしまった。だけれども、マンガではないけれどどうしても書きたいことができたのでちょっと復活することにします。
私は東京都北区在住なのだが、区議会議員のママ友がいる。名前はこまざき美紀。ただの区議ではない。北区史上最多得票数でトップ当選したすごい区議、なのだ。
すこし前、彼女が「区長を目指す」と宣言した！！
彼女が区議会議員になると宣言した時はびっくりしたけれど、今回は「もう来たか！」って感じだったね。いつかはそうなるだろうと思っていたけれどこんなに早いとは思わなかった。
私と彼女は子供が同じ赤羽台保育園に通っていたのだけれど、学年は違っていたので最初は朝会ったら会釈する程度だった。もしかしたら顔は知っていても名前は互いにわかっていなかったかも。そこから今に至るまでの話を少ししたい。
※本人にはこういうの書くね、とは伝えましたが完全に私個人の意思で書いた文章です。
こまざき美紀のお陰で保育園の朝が激変した話
こまざき美紀（駒崎美紀）が議員になる前の話。
保育園に子供を通わせている方には「シーツかけ」がお馴染みのルーティーンなんだけど、これが結構大変なんだよね。
赤羽台保育園は区内でもかなり大きいほうで作業としてはこんな感じ
朝のバタバタの中仕事と保育園の準備をして家を出発（ここの嵐のような時間はいろんな人が書いているので割愛）
保育園に到着。着替えとかタオルとかを所定の位置において子供を先生に引き渡す
布団にシーツをかける作業のためホールへ移動。
山積みになっている布団と毛布の山の中から自分の布団を「発掘」する。（1クラス３０人位、つまり最大３０枚の布団から自分のを見つけて引っ張り出すのはマジで大変）
布団と毛布にシーツをかける
「5」を所定の位置に山積みにする
朝の保育園業務ようやく完了。出勤。
上記の3～6は月曜のみの作業ではあるのだけれどこれが時間がかかるわけで、運よく布団がすぐ見つかって手を猛スピードで動かしても最低１０分はかかる。しかも夏場だと冷房ついてなかったりするので、汗だくでメイクがこの時点で崩れ落ちる。なにより朝の１０分は大きい。
そこで、（子供を預けない）土曜日にシーツかけに来ても良いことになっていたので、私は毎週土曜午前に月曜朝の時間節約のために保育園に通ってた。そういうものだと思っていた。今思えば土曜午前中って一番寝ていたい時間帯だ。
そしたらある日、こまざき美紀がこれを簡素化できないかと保育園にかけあってくれたんだよね。布団ではなく「コット」というものを使えばシーツかけが格段に楽になると。私はびっくりした。コットというものを知らなかったこともあるけれど、数十年続いているであろうこの儀式が無くせるなんて思ってもいなかったから。
このとき、こまざき美紀は父母の会、会長となっていた。父母の会とは小学校でいえばPTAにあたるもので、なりたがる人はいなかった。それなのに、親たちが諦めていた「当たり前」を改善提案すべく、彼女は立ち上がってくれたのだ！
彼女が提案してくれてから実際に導入されるまでは少し時間がかかったように記憶しているが、とにかく、導入が実現した！
コットというのは小さな簡易ベッドのようなもので子供が寝る部分はメッシュのようになっていて、布団を敷く必要はない。これに直接シーツをかければよい。そのシーツかけも簡単で、コットにシーツをひっかける箇所があるのでヒョイヒョイとつけられる。１分もかからない。コット自体もどれが誰のとは決まっていないので一番上にあるのをとってシーツかけをすればよい。
それまで最短１０分だったのが、常時１分になった！
これによって私は土曜日にわざわざ保育園に行かなくて済むようになった。
保育園の朝が激変した！すごい！制度や仕組みって変えられるんだ！これは衝撃だった。
※参考※
後年、こまざき美紀が区議会議員になってからコットを区内の保育園にデフォルトでの導入を提案してくれるわけだが、そのときのこまざきブログが書下記。
https://komazakimiki.jp/2899/
心を込めて訴える ～一般質問を終えました～
その３:午睡用ベッド「コット」の導入
さて、そんなわけで私はこまざき美紀という人物を「すごい人」として認識したのでした。私も会社では比較的意見を言うほうだと思っていたが、そんなの恥ずかしくなるくらい彼女は提案し、なぜこれが良いのか的確に説明し、相手を納得へと導く。真の意味で動いて変えていく人だった。「行動力」と書いて「こまざきみき」と読む。次の広辞苑では是非改訂していただきたい。
北区議会議員になる前、「赤羽台保育園 父母の会」会長こまざき美紀による改革はまだまだある。それは次の機会に。
とりあえず、ここでお伝えしたいのはこまざき美紀のお陰で私は当たり前の負担だと思ってたものから解放されてとても楽になった、そして、変えられないと思っていたものは変えられると彼女から教えてもらったということです。
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