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スター・ウォーズ vs 歌舞伎
ずっとくじ運は悪い方だと思ってたんですが、スターウォーズ歌舞伎(2019/11/28)に当選しました。
いい機会なので予習を兼ねてつらつら考えたんですが、比べてみると歌舞伎とスター・ウォーズって色んなことが正反対だった。
![スライド1](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/16088795/picture_pc_3d11e66ed9d67639ba2e3c897fc67fd6.jpg?width=1200)
こういう風に並べてみると、歌舞伎の方は非道くて報われない話ばっかりですね。歌舞伎のお話は多くの場合、切腹・心中・神頼み(たたり)…とかで終わるわけですが、封建的な社会ではそもそも個人を解放する方法というのが、それくらいしかなかった。
一方スター・ウォーズは、”フォースを持った者が努力して力をつけ、ダークサイドの誘惑にも負けず、銀河を救う"お話。封建社会から個人を解放するどころか、個人が銀河を解放してしまいます。
もちろん同じ平面を共有しているからこそ、なにがしかのしっかりした軸を挟んで、きれいに対比できるのだろうと思われます。海老蔵のSTAR WARS歌舞伎が、この”スター・ウォーズと歌舞伎は正反対問題”をどのように乗り越えてくれるのか? 楽しみにしたいと思います。
さらに、映画『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』の、レイア・オーガナ将軍と息子のカイロ・レンの運命によっては、上記の軸も揺らぐのでいよいよ楽しみだと思いますけれども。