とんでもない社内陰謀論を耳にした
会社員のすずきです。
大企業でぬくぬく働いています。
別部署の先輩から面白い会社の噂を聞きました。
「部下が会社を辞めると評価が上がる」
こんなことが本当にあるとは思いたくありませんが、あってもおかしくない状況ではあります。
この陰謀論を考察してみます。
陰謀論の裏付け
ぼくの勤務先は大手製造業。
部下が辞めると管理者の評価が下がる時代が少し前まで続いていました。
でも、今の日本での経営を考えると、それが正しいかは疑問が出ます。
会社にぶら下がっているだけの社員
働かないおじさん
無気力、やる気ゼロ社員
クソ無能な50代管理職
会社にいなくてもいい正社員が溢れています。
日本ではクビにできないから仕方ないです。
そうなると「部下が会社を辞めると評価が上がる」というのは裏ルールとしてあってもいいのかもしれません。
むしろ合理的。
少なくとも評価が下がることはないでしょう。
労務費が高すぎる問題
高卒社員と総合職社員でキッチリ待遇がわかれています。
それでも高卒社員の給料は世間水準よりもかなり高くなります。
なので、会社としては労務費が重たいという事実があります。
利益の最大化を図ろうとすると、工場勤務のオペレーターは期間工や派遣社員などの安い給料でまかなうことが重要。
高卒正社員は設備保全や生産管理などのそれなりのスキルが必要な仕事をやらせる方が理にかなっています。
それなのに一生オペレーターでしがみつく気満々の社員は少なくない。
会社としてはいい迷惑ですね。
従業員が余るかもしれない問題
日本の賃金はグローバルで見ると低いので、生産システムを全自動にするよりも、設備償却費が高額になる工程は人間にやらせた方が安くなることも多いです。
それでも、いつまでも人に頼った生産は難しくなっていきます。
日本人が減っているからです。
今の会社体力があるうちに、生産システムのほとんどを自動化して、単純作業は期間工で賄うことで、高卒正社員は余剰人員となります。
そうなった頃に慌てても手遅れです。
クソの役にも立たない無能高卒オペレーターが社内に溢れかえります。
こういった試算はすでにされていて、近い将来には本当に正社員があまります。
そういった背景から高卒社員へのキャリア研修なんてのが始まっているんかな。
離職率の問題は総合職のみ?
最近、社員の離職率が高いことが問題視されています。
研修でグラフを見せられたのですが、総合職も高卒も離職率が過去最高。
でも、離職率を下げる施策は総合職に対してのみ。
そういうことです。
マジで高卒社員が減った方がいい状況
ぼくの所属部署を見渡しただけでもヒドイ有様。
会社を突然辞められて困る社員は1割もいないんじゃないかな。
こんな職場が多いのなら、管理職が部下の退職を促すことが会社のためになると思えてしまいます。
ただの陰謀論じゃないかもしれない…。