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開発部署の人材育成がむずかしい

会社員のすずきです。
大企業でぬくぬく働いています。

ぼくは開発部署で管理職をしています。
人材育成は管理者の仕事ということで、最近やたら指導を受けています。

開発部署なので、ひとりひとりの能力にかなり依存しています。
Aさんがやれば2時間で終わる仕事も、Bさんに頼むと8時間かかるなんてことはザラにあります。

こういったところもどうにかしろって言われるけれど…。

ぶっちゃけ個々人の能力差だと思うんだけど…。

とりあえず仕組み化できるのか考えます。

開発部署で必要なスキル

製品の開発や、工法の開発なんかに関わります。

なんかすごそうですが、製品設計者などからの依頼をこなすのが主な業務。

ゴールが決まっていて、欲しいデータやモノがアウトプットできればOK。
結果としてNGとなってもそれはそれでOK。
でも、NGだった理由は明確にしないといけないのでバカには任せられません。
「担当者の能力不足でNGでした」ではなんのアウトプットにもならないので。

重要視されがちな基礎スキル

職場は高卒で構成されているので、頭を使った仕事よりも、腕に頼る仕事の割合が多いです。

所謂、テクニカルスキル。

上司もそういったスキルで出世した人ばかりなので、わかりやすいスキルの習得を推奨されがちです。

  • CADの操作

  • 3Dモデルの作成

  • 板金加工

  • フライス盤加工

  • 旋盤加工

  • TIG溶接

  • ガス溶接

  • はんだ付け

  • 電気配線

  • シーケンス回路設計

  • PLC

  • 設備設計

他にもいろいろあるとは思いますが、こういったスキルばかりに注目がいっています。

いくつも覚えて活躍できる人はいいのですが、ただ資格だけとって、クソの役にも立たない人が後を絶ちません。

ちなみにぼくは国家技能検定というものを3種類も取りましたが、今となっては不要だったと感じます。
全く役に立っていないし、転職にはなんのアピールにもなりませんでした。

実は重要なスキルは…?

ぼくがこの職場で働きはじめて3年が経ちます。

見ていて感じるのは、目で見てわかりやすいテクニカルスキルではなく、隠れたスキルが重要だと感じています。

それが、ヒューマンスキル。

カッツさんが提唱したカッツ理論では、ヒューマンスキルはこの3つ。

  • コミュニケーションスキル

  • プレゼンテーションスキル

  • 交渉スキル

この3つを自然に身についている人が、開発職場では活躍できています。

一方で、なんだかイマイチ…
テクニカルスキルばかりにこだわって役に立たない…

ってタイプの人が、管理していて残念な印象。

そういう50代以上が多いですね。
あいつは腕がないのに出世しやがって!といつまでも訳のわからんことを言っています。

あなたはいつまでも腕にこだわっているから出世できなかったんですよ、と。

人材育成に取り入れた方がいいけど…

ぼくの感覚では、ヒューマンスキルを人材育成に取り入れないと、今の職場は衰退していくと思う。
すでに凋落の真っ只中ですが…。

自然と身につけれる人は優秀、そうでない人は落ちこぼれという雰囲気になっています。

ヒューマンスキルというと、持って生まれたものかのようですが、意識して働けばだれでもやれることだと思います。

もうちょい偉くなるときにこの人材育成を取り入れるかな。

今からだと上司がポンコツで理解されそうにないからな。

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