大企業の開発部門の岐路
高卒大企業サラリーマンのすずきです。
ぼくは開発っぽいことをしている部署に所属しています。
いろんな部署を異動して強く感じているのが、「今の部署は会社に必要??」ということ。
10~20年前は自動車の内燃機部品の開発が盛んで、仕事が溢れて活気もありました。
電動化が進んだ今では、仕事は激減し部員全員分の業務量はありません。
仕事が減る→従業員のモチベダウン→仕事はまだ減る→やる気ゼロ…
負のスパイラルに入っています。
大企業の開発部門の現状
会社が大きすぎるので、開発に関わっている部署はめちゃくちゃあります。
全て把握できないほどです。
ぼくの所属部署
もっと開発の上流、PoCなどをやる部署
電動機系の開発部署
各事業部のお抱え開発部署
知ってるだけでもこれくらい。
並べた中でぼくの所属部署が1番ひまです。
「労務費 > 業務量」
何年も前からこの状態。
中小企業なら倒産しているレベルです。
でも、変わらない。
なぜでしょうか。
過去の実績にしがみつく醜態
所属部署の歴史は長く、高卒社員の中でも優秀なひとが配属されます。
目立った成果を上げた部署に贈られる「社長賞」を過去にはとっています。
この部署に依頼すればどんな製品でもカタチにしてくれると、とても重宝されていたそうです。
今では見る影もありません。
過去の栄光にすがり、仕事を選り好みし、無能なひとが出世するようになりました。
会社の成長が右肩上がりの時であれば、無能な上司でも問題ありませんでした。
ミスしても時間をかけてやり直して、仕事はどうにかなってしまいます。
今となっては…
無能な上司のご機嫌とりだけに長けた無能の管理者集団。
価値はありません。
残念な職場になるべくしてなっています。
こんなんでいいの…?
もう2023年度は逃げ回れないでしょう。
今まで赤字なのに、手を打たずに放置されていたのが不思議です。
担当役員もかわりました。
部長もそろそろ役職定年。
大きな決断をしてもらいたい。
なにも決めない
前例踏襲
責任は事業部
ゴマをすって出世
もう終わりにしてほしい。
いまさら無理だよなー
相手の立場になって考えてみます。
ぼくが50歳を過ぎて年収1,200万円。
仕事量は激減した職場。
ほぼ定時で帰宅。
たまに上司からツメられる。
めっちゃコスパいいやん!
そりゃあ、がんばらないよな。
へんに頑張っても、負荷が高くなるだけ。
沈む船に必死で乗り続けるわけだ。
課長以上(経営者側)になれば、年俸制になります。
仕事が少なくても、多くても、給料そのまま。
今の部署は天国ですね。
はぁ。異動したい…。
この内容はぼくの所属してる部署についての現状です。
会社は利益が出ているので、まともな職場はたくさんあります。
部署間の格差は広がるばかりです。