愚者他責、賢者自責。
記念すべき30記事目の日記です。
ぼくの大尊敬する元上司の「お言葉」を紹介します。
本当にカッコいい上司でした。
経営においての視点はとても高く、それでいて部下との会話ではどこまでも下に降りて合わせてくれます。
こんな上司になりたい!と心から思えた方でした。
愚者他責、賢者自責
ぼくにとって魔法の言葉。
なにかでイラッとしても、心の中で「愚者他責、賢者自責」と呟いてしのげることが増えました。
理不尽なパワハラ
頭の悪い上司の指示
日本語の通じない日本人
質問に対して答えないヤツ
どんなことが起きても、この言葉を思い出して寛大になれました。
「人のせいにするのは愚か、自分ごととして捉えろ」
愚者他責って?
愚者とは「おろかなもの」。
他責とは「自分ではなくほかに責任があるとすること」。
「自分は悪くない、相手が悪いんだ」
と考えてしまうこと。
子供みたいなひとはこういった思考が強いかなと思います。
仕事が進まないのは部下のせい
仕事ができないのは上司のせい
いじめられるヤツが悪い
弱いヤツが悪い
自分が不幸なのは国のせい
自分ではどうしようもないことに噛みついて、自分は悪くないと主張したり…。
自分次第でどうにでもできるのに、他人のせいにして何もしなかったり…。
こういうひとって結構いますよね。
本人が幸せならいいんですが、そうでないなら他責思考はいいことがありません。
厳しい言葉ですが愚者であることを自分で選択していますよね。
おろかなひとは、自分でできることに目を向けず、他人のせいにばかりしています。
賢者自責って?
賢者とは「かしこいもの」。
自責とは「自らの責任であるとすること」。
「いまの自分の悪い点はここだな」
と他人のせいにせず、自分の改善点を見つけます。
ひとを怒らせた
→自分の言葉遣いがよくなかったかな部下がミスをした
→業務指示が悪かった資料がわかりにくい
→読み取る力をつけようかな会議中に寝てるひとがいる
→つまらない会議を開いてしまった
こんな感じで、自分の改善点はないかな?もっと良くならないかな?っていう考えはステキですよね。
かしこいひとは他人のせいにせずに、自分にできることはないかを考えます。
むずかしいですが、ずっと心がけています
だれもがやれることではないし、強要するようなことでもありません。
この考えが正しいというつもりもありません。
自分は自分、他人は他人。
「愚者他責、賢者自責」
ぼくはこの言葉で考えがスッキリするし、苦手なひとの対応もこなせるようになりました。
でも、どうしても付き合えないダメなひともいます。
そういう時は、そっと距離を取るようにしています。
自分の時間が勿体無いから。
あなたにはとっておきの言葉はありますか?
あったら教えてもらえると嬉しいです。