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NFTのガチホ論争について
会社員のすずきです。
2022年にNFTの購入をキッカケに、仮想通貨の世界にどっぷりハマっています。
NFTではすごい含み益が出ているので、いつ利確すればいいかを常に考えています。
アイコンのパンダもNFTですよ。
日本ではいろんな意味で有名なNFTです。
今回は2022年11月にNFT界隈を賑わせた「NFTガチホ論争」
この件について、考えてみようと思います。
NFTガチホ論争の発端
インフルエンサーのイケハヤさんがNFT界隈でブイブイ言わせています。
ぼくもイケハヤさんのマーケティングにノセられてNFT購入した内の1人です。
そのイケハヤさんがNFTの「ガチホ」を推奨しました。
それに従ったひとも多く、CNP(Crypto Ninja Partners)というコレクションの価値が一気に上がりました。
他にもさまざまな施策をファウンダーのRoadさんが実施しているので、一概には「ガチホ」の効果とは言い切れません。
しかし、イケハヤさんの発信(Twitter、DAO、スペース、voicy)を熱心に聞いているひとにとっては、イケハヤさんの情報に従ったらNFTの価値が上がるという体験になります。
ガチホでNFT価値が上がるカラクリ
日本のNFT市場は黎明期。
どんな行動が正しい、間違っている、なんてありません。
とりあえずリスト(出品)
なんとなくリスト
売れたらいいなリスト
売る気はないけどリスト
購入したNFTをリストする理由が明確でもないのにリストしている人が一定数いました。
そうなると、コレクションのリスト率が高くなります。
リスト率が高い=売りたい人が多い
リスト率が低い=売りたい人が少ない
コレクションについての投資家のチェック項目です。
他にも見るポイントはありますが、1つの参考指標として「リスト率」があります。
どんなものでも需要と供給で価値が決まります。
欲しい人が多くて、売ってる数が少なければ価値は上昇。
ガチホを推奨することで下記の状況を作り出したのです。
リスト率が低い
取引が常にある
フロア価格(底値)がすぐに上がる
マーケティングがちゃんとされていたので、取引はもともとありました。
リスト率が下がったことで、フロア付近の出品が減りフロア価格がすぐに上がる状況になりました。
投資するのにチャンスな銘柄となったのです。
ガチホしてるひとにALを配布することに
ガチホがコレクション価値を高めるというのはイケハヤさんにとっても成功体験。
次の大型コレクションのLLACで取り入れることに。
コレクションをガチホしているかどうかはブロックチェーンに刻まれています。
AL(WL)を必死に獲得
NFTを初期ミント
価値が上がったところで売り抜ける
このムーブでお小遣いを稼いでいたひとにとっては悲報です。
ぼくも同じことを数回してるのでどうなることか…。
2022年12月28日にLLACが満を辞して販売です。
そのAL配布対象はCNP、APP(Ao Panda PArty)ホルダーで、理由はガチホするホルダーが多いから。
そこから更に厳選があると宣言をしました。
その後にガチホ論争が勃発です。
ガチホ推奨派の言い分
ガチホするひとにコレクションを持ってもらいたい
ガチホを強要はしていない
ペパハン、フリッパー(すぐに売り抜けるひと)お断り
作品を大切に持ってもらえるのはクリエイターにとっては嬉しい
これらのためにAL配布は厳選する
筋は通っていると思います。
イケハヤさんの過去の発言などを揚げ足とりすれば…
国内でNFT参入者を増やすために「ホワイトリストを制するものは、NFTトレードを制す」とBrainで短期トレードでの稼ぎ方を紹介しています。
それなのに短期トレーダーを排除するムーブ。
NFTの時間の流れは速いですからね。
もう短期トレードは時代遅れなのかもしれませんが、国内のNFT購入者は劇的には増えていません。
まだまだ短期トレードで儲かると煽って参入者を増やしてもいいような気もします。
※短期トレードはやり方によってはまだ儲かります
アンチガチホの言い分
ALの配り方がWeb3.0ではない
マーケティングが中央集権的
ペパハン、フリッパーでも良くない?
ガチホはNFTの流動性を殺している
作品の売買がクリエイターの収益源なのに
中央集権がイヤでWeb3.0の可能性に夢見ているひとが批判的ですね。
あとはALが欲しかったのに、手に入らないとわかった途端に手のひら返しの逆恨みもあったかしら。
ニンジャ村と揶揄しているひともいます。
(イケハヤさんがNinja DAOを作ったので)
こちらの言い分も確かに。
中央集権的な販売方法でモヤっとする気持ちもわかります。
でも、ALの配布方法ってむずかしいですよね。
どうするのが最適なのか、各プロジェクトが探っているところではないでしょうか。
続きは、次にまとめます。