臨月の妊婦はとても苦しい~42歳の凍結胚移植 妊娠期12
38週目に到達した。体がめっちゃしんどい。
先日の妊婦健診でついに先生に言われたのだが、私はお腹が大きい方らしい。知ってたけど…!
子供の大きさは普通。なら子宮の大きさが大きいのかと思ったけど、そうではないという。普通ならなぜこんなに腹が出ているのか…疑問を口にすると、先生は「子宮の向きとか、腹筋の筋肉の具合とか」で腹が目立つ、目立たないはあるようだと仰っていた。
その後のNST検査でも、初めて会う助産師さんに「身長の割にお腹が大きいですね」と認定を受けた。ですよね。152センチしかないのにこんなに腹出てるんですから…でも子供は普通の大きさらしいですよと言うと、そうなの!?と少し驚かれた。なんかすいません、もう12キロも増えてるんできっと脂肪もついてます、と心の中でどこかに謝罪した。
しかし、こんなに腹の皮膚が伸びているのに妊娠線は出ていない。へそ周りの皮膚は常に痺れているが、それだけだ。仮に腹の皮膚が伸びる才能があるとすれば、かなり優秀といえる。
助産師さんを驚かせつつもNST検査は無事に通過した。が、前回の健診で採取したGBS検査が陽性になった。最後の最後に引っかかってしまったが、まあこれは出産時に点滴するしかないようなので、あまり気にしない方がよさそうだ。我が子の免疫力に期待するしかない…
これで、妊娠中に行う検査の全てが終わった。体調不良が噴出してはいたものの、大したトラブルもなく終われそうだ。しかし無事に産まれたとしても子が疾患や障害など抱えていないかなど、心配の種は尽きない。若い母親は抱えずに住む不安を、高齢出産の私は抱えねばならない。分かっていたけど、なかなか色々としんどいものだ。ついYouTubeで障害児のドキュメンタリーなど視聴してしまい、不安のスパイラルに陥る。
とはいえ、ひとまず子を世に迎え入れなければならない。彼は毎日ぐねぐねボコスカ元気にうごめいて、健気に準備体操している。こちらも不安がっている場合ではない。
できる準備はほぼしてしまったので、あとはできるだけ体を動かすしかない。でっかいお腹が腹と腰の筋肉を痛めつけてくるので、歩くのもだいぶ苦痛ではあるが、あと2週間ほどの妊婦生活、なるべく笑顔で乗り切りたい。