産休に辿り着き、部屋の収納を見直すも~42歳の凍結胚移植 妊娠期11
とうとう産休に辿り着いた。つまり、予定日まで6週間を切ったということだ。最後の1週間、辛かった…食べると腹部の余裕がなくなってパンパンで苦しいし、かといって食べないと空腹で集中できない。そしてご飯を食べると何故か活発に動くお腹の人…
1日5食に分食してもこれなので、産休の日数というのは本当に働けるギリギリに設定されているのだと感じた。あと2週間早くて良くない?有給が余ってる人は使って、もっと早めにお休みに入ることを推奨します!
ともかく、ちょうど金曜に最終日を迎えたので、土曜は産前最後の美容室。いつもはショートボブにしてもらうが、今回は4ヶ月ほど切りに行けないことを想定して、髪を結えるよう長さはそのままに、夏の暑さに耐えうる軽さに量を減らしてもらった。心配していたシャンプー時の貧血も発生せず、いい気分のまま美容室を後にできた。
その後はもう、美味しいものを買い込みましたよね。仕事からの開放感ときたら…!お昼は好きなものだけ食べて、おやつも食し、かえってきて疲れたら好きな時間に眠り…お休み1日目を正しい過ごし方で満喫し尽くした。
そして翌日の日曜日。地震対策や、狭い部屋を広く見せたいがために、荷物を減らして背の高い収納を駆逐すべくクローゼットの収納の入れ替え準備を始めた。この家のクローゼット、無常なのである。無印良品のクローゼット用衣装ケースが、5ミリだけ大きくて閉まらない。そう、閉まらない。引っ越した初日に気づいて愕然とした。何ならケース増やしたのに…仕方がないので、引き出しの向きを本来の向きから90度ずらして…横向きに入れていた。そうすると、引き出しを開く分、何も置けないスペースができてしまう。勿体なさすぎる。
今回はこれを解消すべく、クローゼットケースの買い替えを行った。痛い出費だけど仕方ない。ネット検索で探しまくったところ、カインズホームのクローゼットケースはほぼ同じサイズで少しだけ小さかったのでポチった。
あとは入れ替えるだけなのだが、妊婦にはこれが辛いのだ…まず玄関で段ボール(×4)を受け取り、開封ののち取り出し、段ボールをたたみ、元々入っていたケースをクローゼットから取り出して新しいケースを押し込み、中身を入れ替え、新しいケース邪魔にならないところに積む。そして段ボールは週一回の回収日に外に運び出し、古いケースは粗大ゴミの日に外に運び出す…
普段ならなんてことなく、1時間以内にはこなせるこの作業、妊娠34週の経験のある人なら分かってもらえるだろうか…いったい何日かかるんです???
他にも、家の中で改善したいところは山ほどある。あるけど、いかんせんシングル妊婦なこともあり、スチール棚の組み替えとか、何なら新しい家具の組み立てとかも無理。家族や友人に何回も来てもらうのは億劫だし、となるとやりたい事がほとんどできないのだ。今朝、数枚の段ボールを集積所に運んだだけでお腹はって大変だった。
産休ってつまりは、軽い家事以外は何もできなくなるから与えられるものであって、出産前に快適にのんびりゆっくりするための休みじゃないのだ。何もできないから体になるから仕方なく与えられるものなのだ…と、ここ数日で強く感じている。