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不安と驚きの妊娠判定 42歳の凍結胚移植 移植周期2nd-2

先日、体外移植を実行し、無事に胚盤胞2個をお腹に戻してきました。望み薄とは分かっていても、やはり期待してしまって、でも妊娠成立確率の数字を思い出して落ち込んでいます。

どうしようもないものだなあ、と気持ちを切り替えたり、一瞬でも卵'sと一緒にいられて幸せだなあと思ったり、ポジティブに考える努力をしています。元来、先読みして対策していく性格なので、どうしても悪いパターンまで考えてしまう所が体外受精との相性が悪いのは、仕方がないことです。

今周期の体の変調としては、乳腺が少し張って痛いくらいです。前回のように、着床期に長い子宮収縮は起きておらず、心配せずに済んだのはよいことでした。

エストロゲン、プロゲステロンを薬で補充しているので、妊娠の兆しと書かれている不調は妊娠していなくても発症しがち。胸が張ってるから、眠いからと喜ぶこともできず、ただ淡々と事実確認してぬか喜びをさけつつ、でも卵たちと一緒なんだから楽しもう!って思うのはけっこうな精神的負荷になっている気がします。

もう何も知らない!ただ楽しく過ごそう!って思えたら素晴らしいのですが。

そんな中迎えた妊娠判定日…採血完了。待ち時間が始まりました。
今回もダメだろう…でも希望も捨てきれない。緊張で心臓がバクバクと音を立てて指先が冷たくなり、いやいや落ち着いて、と自分を宥めることを4、5回繰り返して2時間後、ようやく診察が回ってきました。

診察室に入るなり、先生が一言。
「数値出てましたよ!」

一瞬、信じられない気持ちで「ええー!?」と声を上げてしまいました。示された検査結果の用紙にはhcg349の表示が。一瞬、あれ?「数値高くないですか?」と聞いてしまいましたが、そこまで変な数字ではないとのこと。

ちょっと安心して、涙が出てきました。

先生は「あなたの年齢(42歳)で2回目でばしっと(数値が)出てるのは本当に素晴らしいのよ」と微笑みながら仰ってくださり、褒められたみたいでちょっと嬉しくなりました。でもこれは褒められたわけじゃなく、きっと、先生はもっと苦しんでいる方を見てこられているのでしょう。2回目の移植で次に進めたことを嬉しく思ってくださっていることが感じられて、また先生の日々の努力に応えられた気がして、心が温かくなりました。

まだ胎嚢確認すらできてないのですが、ひとまず、ひとまず一歩前進です。

今の段階ではお腹にいるのが1人か2人かまでは分かりません。ので、次の胎嚢確認の検査を少し遅らせて、人数も確認できるようにしてくださいました。

できれば1人、2人でも何とか頑張れる。でも0人だと立ち直れなさそう。などと考えましたが、今はお腹にいるらしいひと(たち)を愛しく思っていいのではないかな…今だけは喜んでいいんじゃないかな、と考えを改めました。

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